ROCK SHOX LYRIK DH Solo Air のオーバーホール Intense Slopestyle フロントフォークのオーバーホール おわり
ロックショックス リリック DH Solo Air フロントフォークのオーバーホール
いよいよ新学年、新年度の始まりです。
-
- ロワーレッグの組み立て
- MOTOREX M-Prep Greaseをロワーレッグのダストワイパー口、オイルシール、ダストワイパーに薄く塗ります。
- ロワーレッグの組み立て
-
-
- オイルシールはこの面が下側になります。
-
-
-
- オイルシールの圧入は指でもいけますが、32mmのソケットレンチ使うと楽です。
-
-
-
- ダストワイパーの圧入は指では無理です。36mmのソケットレンチ使うと楽です。
-
-
-
- ダストワイパーは面一まで圧入します。
-
ダストシールにはレッドラム塗ってインナーレッグがスムーズに入るようにするだけでなく、少量のグリースをオイルシールとダストシールに塗れとテクニカルマニュアルに書いてあるので、レッドラムはめんどくさいのでスリックハニーを、グリースはジュディーバターを塗っておきます。
-
- ロワーレッグとインナーレッグの組込
- ジュディーバター、これはまるで色違いのスリックハニーです。当初ダストシールに入っていたシリコン系の黄色いグリースとは全然違います。
- ロワーレッグとインナーレッグの組込
-
-
- インナーレッグの挿入口にスリックハニーを塗ります。
-
-
-
- インナーレッグをロワーレッグに挿入します。
-
-
-
- クラッシュワッシャーとリテナーは新品に交換です。
- マニュアルにはダメージがあれば交換しろとありますが、これだけ潰れていれば交換だと思われます。
-
-
-
- エア側のボトムナットとダンパー側のボトムボルトの締め付けトルクは5.1N/mと6.8N/mです。
-
-
-
- ミッションコントロールのトップキャップボルトを4mmのヘキサレンチで1N/mで締め付けます。
-
-
-
- エアを50psi入れて2時間ほどおいてゲージの値が下がらないことを確認します。
-
-
-
- ロワーレッグからオイル漏れのないことを確認します。
-
-
-
- で、完了です。
-
手押しでの感覚はマロっとした感覚です。
ダンパーオイルのwt値を上げた影響か?
あとはスロープスタイルに組み込んでサグが取れるかどうか心配です。
多分、無理だと思われます。
交換部品代が4200円程度、これにオイル代金が加算されます。
色々と交換しなくてもいいような部品も交換しましたが、サービスキットの内容物が交換したほうがいいような部品と、別にしなくてもいいような部品が部位ごとにセットになっているので結局4200円かかります。
機能維持ですから変な期待はもたないようにしましょう。
分解も組み立ても非常に簡単でした。
試運転は相模湖プレジャーフォレストで。