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ケータイ小説から生まれた「天使の恋」という映画を見る

たまたまWOWOWで放送していた「天使の恋」という映画を最後まで見ました。

今、WOWOWではアカデミー賞受賞映画の特集をやっています。
過去のアカデミー賞受賞作品をハイビジョン、5.1チャンネルで放送しています。
過去の映画ではDVD画質が精一杯でハイビジョン画質ありませんので、これはチャンスです。
そんななかで、たまたま見た映画です。

どうしてもなじめないものがありますが、携帯やスマートフォンなどの情報端末で読む小説です。
小説は紙のページをぺらっとめくる小冊子でないと感情移入ができない年代です。
思わず残りのページの厚さを確認したり、ペラペラとめくりたくなるような気分や、読み終わりの充実感に浸りながらパタッと本を閉じる行為がないのです。
おやじだからだよと言われるかもしれませんが、読んだ本は本棚に保管したいですよね。

で、この天使の恋という映画は出身がケータイ小説で人気があったそうですが、全然知りませんでした。

天使の恋

2009年公開
佐々木 希・・女子高生
谷原章介・・大学の歴史講師

監督・・寒竹ゆり

主演の佐々木 希はモデルだけあって静止画はどれをとってもパーフェクトです。
ですから佐々木 希が動き回る動画に関してはパーフェクトを飛び越えていますので、まさに3Dで見たい映画です。
秋田美人ですね。
美男・美女の恋愛映画なのでありとあらゆる場面でリアリティがありませんが、そういうことを求めてはいけない映画で、純粋に佐々木 希のファンのための映画です。
それとケータイ小説での口コミから書籍にもコミックにもなり映画にもなったというサクセス小説が原作です。
映画ファンはケータイ小説を読んでいなくても見てみたいと思ってしまいます。

女流監督で、映像も綺麗に撮っています。
ハイビジョンの迫力は家庭用のテレビで十分に発揮されます。やはり、映画は映像の重要度が非常に高いと言えます。
主人公の女子高生である佐々木 希の普段着のファッションがド派手ですが、地味な谷原章介のいでたちが程よく抑えられていて違和感がありません。
女子高生の飛んだキャラクターもストーリーに溶け込んでいます。うまい演出かもしれません。
ストーリーもじれったくもなくテンポ良く進んでいきます。ハッピーエンドでの終わり方もリフレーンな展開ですので好感がもてました。
これは絶対に見たほうが良いという映画ではないかもしれませんが、ブルーレイに録画してしまいました。
気になるところはBOSE TriPortは防水であったか・・?
谷原章介が味のあるいい家に住んでいる。木々に囲まれた平屋はいいですね。