2010年全日本フィギュアスケート選手権　女子フリー演技　安藤美姫選手が200点超え、浅田真央選手は2位に。

全日本選手権2位に終わった浅田真央選手は世界選手権出場が決まりました。
安藤美姫選手、村上佳菜子選手も出場決定です。
韓国からはキム・ヨナ選手も出場です。キム・ヨナ選手のライバルは浅田真央選手ではなくて安藤美姫選手となるでしょう。
キム・ヨナ選手はいいスケーターですが、歴史に残るのは浅田真央選手であると思うからです。

トリプルアクセルにこだわって成績を残すことができなかった浅田真央選手と、4回転サルコウを封印して一つ一つの技を磨き上げて全日本選手権優勝した安藤美姫選手との違いはあまりにも大きすぎるような感じがします。
浅田真央選手がトリプルアクセルを封印して出来る技の確実性に重点を置いてしまえば、こんな不調にならなかったかもしれません。
しかし、トリプルアクセルを見たいというフィギュアファンは大勢います。
バンクーバーでSPで一回、FSで二回トリプルアクスルを決めてギネスにも認定された演技をもう一回見たいと思います。
浅田真央選手だったら4回転トウループや4回転サルコウも可能なのではないか、いずれ4回転とトリプルアクセルをフリーで成功させるという男子並みの演技が出来るのではないかということが、浅田真央選手がトリプルアクセルにこだわる限り期待することができます。
これは女子フィギュアスケートの歴史を塗り替える偉業ともいえます。
世界選手権でトリプルアクセルをどこまで完成させることが出来るか、バンクーバーのような完璧な演技をもう一度見て、次は4回転とトリプルアクセルに挑戦していって欲しいと思います。