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ソチのフィギュアスケートは浅田真央のためにあった

記録でも記憶にも残る選手が日本にいたということが自慢です。
フィギュアスケーター浅田真央、まさにフィギュアの神様が降り立ったようでした。
ソチでの浅田真央のフリーの演技はもう言葉にできないくらいに凄かったです。
こんなプログラムは見た事がないし、今後見る事もないと思います。
浅田真央が目指したフィギュアスケートがこれだったんですね。
バンクーバーでは女子フィギュア史上初のトリプルアクセルを3度成功させ、そしてソチでは女子フィギュア史上初の6種類のトリプルを合計8回成功させました。
今のフィギュアがミスが許されない採点のためにこんじんまりとしたプログラムになりがちなんですが、浅田真央は違っていました。
誰も飛べないトリプルアクセルにこだわり、6種類のトリプルを合計8回成功させるという女子のフィギュアスケートの歴史を塗り替えたことは金メダル以上の価値があります。
浅田真央がいたから世界の女子フィギュアスケートは面白かったのです。
浅田真央の偉大さを一番よく分かっているのは金や銀や銅メダルをとった偉大なスケーター達です。
フリーの振り付けを行ったタラソワもコーチの佐藤信夫ももう二度とこんな選手と巡り合う事はないでしょうし、こういう振り付けを行う事も出来ないでしょう。
浅田真央の名前と功績はあのオリンピックで金メダルを取った選手ではなくて、もっと偉大な女子フィギュアスケートの歴史を塗り替えた選手であったということで残ります。
浅田真央はスポーツの基本であるチャレンジするということを忘れずに行い、どんなに転んでも立ち上がり最後にこれまで誰も成し遂げることの出来なかったスケートを完成させました。
努力は報われるんですね!
多くのフィギュアスケーターの卵達が浅田真央の決して諦めない不屈の精神を糧にするでしょう。
こういう日本人がいることが嬉しいです。