Kuwahara Gaap用のタイヤ Tioga Street Block S-Spec
Gaap用の20インチのタイヤ
20インチのタイヤはトレッドパターンの種類があまりないのですが、BMX用のタイヤが使えるというメリットあります。
で、TIOGAのBMX用タイヤで、パワーブロックとタイオガ ストリートブロックというのがあります。
また、それぞれSスペックというケブラービート仕様の軽量バージョンがあります。
違いは
パワーブロック Sスペック | パワーブロック | ストリートブロック Sスペック | ストリートブロック |
20×1.95 | 20×1.95 | 20×1.95 | 20×1.95 |
¥4,305 | ¥2,310 | ¥3,350 | ¥2,310 |
330g | 380g | 465g | 540g |
ケブラー ビード | スチール ビード | ケブラー ビード | スチール ビード |
120TPI | 60TPI | 60TPI | 60TPI |
Tioga Power Block | Tioga Street Block |
ストリートブロックの空気圧は最大110psiに対してパワーブロックは65psiなのでストリートブロックはロード並みにパンパンに出来ることと、重さからしてパワーブロックを丈夫にしたタイプであるのと、使っていくうちにパワーブロックと同じパターンになるのではないかという安易な考えでストリートブロックを選びました。
重さは468gでしたからカタログ値とあまり変わりません。
20インチでブロックという組み合わせは後で後悔しそうだし、かといってスリックというのも困るし、多少のトレッドパターンは欲しいし、取付けと取外し易いケブラービート程度のサイドの柔らかさが欲いし、値段が安くてという細かい注文があったのですが、BMXまで選択肢を広げるとありました。
写真では分からないんですが、コンパウンドがUTC(ウルトラ・トラクション・コンパウンド)というもので実際触ってみるとアスファルトにグリップ入れると吸い付くのではないかという柔らかさ・・というより質感です。
こういうスリック系のタイヤはコンパウンドが命でしょうからちょっと走りが楽しみです。
実際、パワーブロックは手にしてみたのですが、ストリートブロックとの大きな違いはサイドウォールの厚みです。
ストリートブロックはダウンヒルタイヤ並みの厚みで、折角のケブラービートなんですが、パワーブロックのスチールビートのほうが柔らかく感じるほどです。
買って触っているうちにしげしげと考えたのですが、Gaapはパワーグリップ程度の強度で良かったのではないかと思いました。
それと空気圧ですが、指定ですと65psi〜110psiです。
65psiですでにMTBのタイヤ圧を超え、80psiでもう限界じゃないかと思いましたので、110psi入れると鉄ホイール並みの固さになる前にフロアポンプが持たないといいますか、ポンプのバルブ口が圧で物凄い勢いで抜けてしまうのではないかと心配になります。
BMX用途でない場合、ストリートブロックはやはり過剰スペックのようですね。
ただ、ホイールに入れてしまうと背の高いタイヤですのでホイール径が大きくなります。22インチ程度でしょうか?