休日モード

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東京・・東日本大震災の

楽しみにしていたフィギュアスケート世界選手権 東京大会が震災の影響で中止になって残念です。
安藤美姫選手とキム・ヨナ選手の戦いとか、浅田真央選手の復活スケーティングで世界女王連覇とか、楽しみにしていました。
しかし、日々の生活が普通に戻ってしまうと震災地で生活する人達の苦渋を忘れてしまうのも事実です。
日本が普通の生活に戻るために自分の生活の一部を提供するという姿勢は失わないようにしなくてはいけません。
都内では買いだめによるガソリンや日用品の品薄の状態。
でもこれは一過性の風邪のようなもの。何かを我慢すればいいのです。賢い人は横目でスルーします。
鉄道の間引き運転と計画停電
大規模停電回避のための計画停電実施は在宅看護の家庭や医療機関では死活問題です。
計画停電ほどそのような人々にとって非情の政策はありません。
これも普通の生活が出来る人は何かを我慢すればいいのです。
何かとは何かというと、寒いから暖房入れようではなくてセーターを着ようです。
暗いけど見える程でいいではないかです。
少しの不自由はありますが、時間とともに平穏な状態に進んでいくのが人間の生活です。
しかし、今回の被災地はそうはいきません。
自治体が壊滅して機能していない被災地があります。
自治体に震災直後からの対策本部がなく指揮系統、情報の伝達系統が機能していません。
自治体が機能しないと国がやっていることが見えてこないというのを当たり前ですが実感として知りました。
国は壊滅した自治体に赴き何よりもさきに対策本部を設けるべきでした。
管総理と谷垣総裁の一言一句、あぁ、情けない・・政府は党派を乗り越えて一致団結する時ではないか。
「災害対策予備費」「学校耐震化予算」「地震再保険特別会計」などを仕分けした節電啓発等担当大臣も、あの勢いはどうしたことか・・
ピースボートの災害ボランティア担当総理大臣補佐官はすでに現場に赴いているのか・・


そんな混沌とした中でようやく情報が整備された今、徐々に民間団体がタイムリーにしかも適切な支援をはじめ出しました。
本当に心強いことです。
これは被災地の情報が少しずつ明らかになって、今何が必要な支援なのかわかってきたからです。
この震災で日本の優秀さが世界に報道されている中で略奪などの暗い情報もチラホラ伝わってきます。
日本各地だけでなく、世界から差し伸べられる援助の中でのこのようなことは日本の恥です。
一日でも早い平穏な生活が取り戻せるように、やはりそれは個人個人の独立した力から広まる輪なんだと思い知らされました。