OM-D E-M1とオールドレンズ・・・KIPON M42-M4/3 マイクロフォーサーズにペンタックスM42レンズを取り付ける

背景がボケた写真はレンズとカメラを選ぶ。
マイクロフォーサーズはボケにくいとか一時ああだこうだと言われていた。
ボケた写真を撮らない自分は、おおいにケッコウ。
写真はシャープで硬質であればそれでケッコウ。
と思っていました。
しかし、コヤブガチピン写真館でセクシーモデル撮影のコーナーを４回も見ると、いや、ボケって必要だ。
特に水着の女の子の写真撮ってボケてないと、全然セクシーでないし、人間の目で見た感じにはならない。
骨折で入院中、ナースさんに身の世話してもらってる時に、ナースさんを間近で見ていると背景がボケていることに気がつきました。
それ以来、ボケに興味がでてしまい、フルサイズと85mm/F1.2クラスのカメラ欲しくなったのですが、フルサイズはでかいし重いし、レンズは20万超えてるし身近にモデルの友達いないので悶々としていたところ、オールドレンズのことをふと思い出しました。

マイクロフォーサーズ：110mm/F1.8のレンズ。

昔、昔。
おやじが使っていたPentax SP。
譲り受けたのですが、使い方が分からないというか、フィルムって結構お金かかるんだということが分かりました。
リバーサルフィルムが36枚撮りで900円
現像、プリント含めると軽く2000円超えるんですね。
そりゃ、現像がそんなに高けりゃ写真技術は上達します。
下手な鉄砲・・・のような自分は一年でカメラとレンズが買えてしまうほどフィルム消費するかもしれません。
で、ボケた写真をレンズ任せに撮る。でも、奇麗にボケるレンズは高くて買えない。
あっ、そういえばおやじからもらったペンタックスSPには明るい標準レンズが付いていたな？
ミラーレスってオールドレンズ取り付けられたな？
マイクロフォーサーズは二倍の焦点距離だから100mmクラスの望遠レンズがF1.8で使えるじゃないか？

スーパータクマー55mmF1.8（5群6枚）

あぁ、昔のレンズって本当にガラス玉のようだ。今まで触った事の無い金属製のボディ。
いや、本物のカメラみたい。

このレンズをマイクロフォーサーズにマウントするにはマウントアダプター必要です。

ペンタックスのM42マウントレンズをマイクロフォーサーズに取り付けるマウントアダプター KIPON M42-M4/3

で、ヨドバシで買ってさっそくカメラに取り付けてみました。

全体はアルミ製です。もちろんマウント部分はアルミ製
ステンレスがいいのですが、プラ製よりはマシですね。

マウントにレンズをねじ込んでみました。
55mmの標準レンズが長くなって110mm望遠レンズに変身。

で、ペンタックス M42レンズはこの絞りピンを押さないと絞りリングが操作出来ません。

ピン受けがついているのでねじ込んでも絞り開放から絞り調整出来ます。
明るい単焦点、すげー。反対側が透けてこんなに大きく見える！

すげー、明るい単焦点って絞りリングも見えるんだ〜でも、六角形なんだ〜。

で、M42はスクリューマウントなのでレンズの上がカメラの芯にくるとは限らない。
それは操作性の問題が出てくるために芋ねじを緩めてスクリュー部分が取り外せるようになっています。

おかげで、レンズの芯が出ました。
ただし、この芋ねじ、あまり締め込むとネジ山なめてしまいますので注意です。
僕は３個中一個ネジ山なめてしまいました。

で、OM-D E-M1に装着。
あぁ、カッコいい〜、フィルムカメラみたい〜
金属製のボディに金属製のレンズ。
しかもフィルムみたいなもんいらない。
今後、ニッコールレンズ付けようかな・・・。

絞り優先かマニュアルで撮るんですが、ミラーレスのいいところがここで大発見。
もうなんていうのかレンズを通してセンサーで受ける画像がそのまま見れるからラクでした。
ということで、110mm/F1.8の高性能レンズを手にしてモデル撮影に挑むのでした。