SmartShutter SS-01 Olympus OM-DをiPhoneで操作する・・・Olympus OM-Dのワイヤレス タイマーレリーズ
どんどん便利になっていくワイヤレスリモコンタイマーレリーズ・・・SmartShutter SS-01
タイムラプスはカメラ自身で出来るものもありますが、Olympus OM-Dは出来ません。
そこでタイマーレリーズが必要になるのですが、無線式がなかなかないのです。
シャッターレリーズだけなら安価な赤外線式のものもありますが、やはりワイヤレスなタイマーレリーズが欲しいです。
カメラの周辺機器メーカーが作るワイヤレスタイマーレリーズは技適マーク付きで2万円以上もするものがあります。
そういう一時代前の重厚長大な周辺機器に疑問を持ちつつ、技適マークの付いていない2.4GHz帯の海外製の安価なワイヤレスタイマーレリーズを横眼でにらみつつ、悶々としていた方も多いいと思います。
なんでこんなのがなかったのだろうと、ないことが不思議であったのですが、ようやくカメラはスマホと連携することでワイヤレスでの遠隔操作の可能性が大きくなってきました。
カメラ本体にBluetoothが付属していればこういうアダプターを買う必要がないのですが、カメラはこういう分野が非常に遅れているのです。
良く写るも大事ですが、スタンドアローンな域から抜け出して横や縦の自由な繋がりを広げていかないとカメラもいずれ某液晶メーカーのように海外メーカーから資本提供受けることになりかねないです。
最近になってスマホ連動のデジイチもチラホラと出てきましたが、これまでは写真を撮るで完結してしまっているカメラメーカーに対してムズムズしていました。
こういう安価で便利なカメラグッズが出てくることで淘汰されるメーカーも出てくるでしょう。しかもその便利グッズのほとんが海外製なんです。
で、このSmartShutter SS-01はiPhoneのアプリを使って次のようなことが出来ます。
無料アプリSmartShutter
-
-
- フォーカス
- フォーカス+シャッター
- バルブ撮影
- インターバルタイマー
- ディレイタイマー
- GPSロガー
-
操作は簡単ですが、インターバルタイマーの時間要素にちょっと慣れが必要ですが、リモコン式のインターバルタイマーレリーズを使い慣れている人には違和感ありません。
インターバルタイマーはデジカメの場合メモリーに書き込む時間を考慮してインターバルタイマーを設定しなくてはいけません。
つまり、夜景撮影でインターバルタイマー使う時は恐らく3秒毎のインターバル撮影は難しいと思います。
少なくともシャッター時間+メモリー書き込み時間(大体がシャッター時間と同じくらい)+フォーカス時間(インターバルはマニュアルフォーカスだと思うので無視できます)程度のインターバルタイマーの設定が必要です。
例えば
露光時間設定を5秒
インターバル設定を5秒
撮影枚数を3枚
ディレイタイマーを5秒とするとタイムチャートは
5秒の遅延後に露光時間がカウント始めてフォーカス、シャッターを切って露光時間タイムアップ後、5秒間のインターバルタイマーを作動させ、インターバルタイマーのタイムアップ後、再度露光時間をスタートさせます。これを3回繰り返します。
純粋に5秒のインターバル撮影を行うにはディレイタイマーを「0」にして露光時間を「0」にすれば5秒ごとにフォーカスしてシャッターを切り、設定した撮影枚数になるまで繰り返します。
シャッタースピードが10秒とかのバルブ撮影になる場合はメモリーへの書き込み時間を考慮してインターバルタイマーを10秒以上にするか露光時間を適時設定するかになります。
露光時間設定
撮影枚数、インターバルタイマー、ディレイタイマー設定
便利機能として
-
-
- 日出日没時刻
-
-
-
- GPSロガー(移動した軌跡と撮影枚数など)また撮影した場所の地図の表示が可能でメールで送信可能(gpxファイル:GoogleMapで表示可能なファイル形式)
-
-
-
- 電力消費を押さえるためにGPSの自動停止時間の設定可能
-
-
-
- アダプターの電池残量も確認できる
-
などなど盛り沢山です。
一言で言うとこれは買いです!
日本のカメラのほとんどをカバーしていますし(Panasonicは非対応。パナソニックってAutoMateの時もそうだったのですがシャッターレリーズ出力が独特です)、カメラ5台の制御(個別制御です)もスマホ一台で可能です。
また、接続コード変えればアダプターは一台で対応します。
期待裏切らないです。