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釜山旅行・・夜の南浦洞(ナンポドン)光復路通り

釜山旅行…釜山タワーからナンポドン光復路通りを歩く。

ナンポドンの光復路通りは日本でいうところの原宿や青山みたいなところです。
南浦洞では「クリスマスツリー文化祭り」が行われていました。
この「文化」という言葉、中国でも良く使われる言葉ですが、日本ではまず使われません。
この言葉の響きにはどうも「体制」というニュアンスが感じられるのです。
韓国は映画「殺人の追憶」にも描かれていましたが軍事政権の時代があったのです。

この日はイヴイヴイヴでしたが、カップルも多くなんら日本と変わりません。
ここの街並みが日本と変わらない理由は・・ここには屋台がありません。それと、看板にハングル文字が少なくほとんどが英語表記です。
しかし、この光復路通りから国際市場、食のアリラン通り、露店のB&C通りなどのコアな韓国らしいスポットが隣接しています。
通り一本隔てて景観はガラリと変わるので自分がどこにいるのかわからなくなります。
前を見ると原宿、横を見ると巣鴨みたいな、いやそれ以上の強烈な、に近い軽いカルチャーショック覚えます。
ナンポドンは本当に面白い街です。

真ん中の道、ここ車が通ります。
釜山を走る車はたまにBMW見ますが日本車は皆無です。ほとんどがHYUNDAI(ヒュンダイ)です。
ヒュンダイはちょっと前までは日本でも販売していましたが、いつしか撤退しているようですね。
間違ってもトヨタ車なんか乗るかっていうわけでもないでしょうが、外車はあまり見かけませんでした。
車種はセルシオタイプの高級車っぽいセダンが多く、たまに冬ソナのカン・ジュンサンが乗っていたパジェロのような4WD見かけます。
ソウルのように冷え込まない釜山ですから4WDは必要ないのかもしれないですね。
日本のファミリーカーの代表であるミニバンやワンボックス車はあまりというか見かけたことがありません。
車のサイドやバックがへこんだ車も見ますが、夜のナンポドンではおおむね新車のような車が走っていました。
日本では違反となる運転席と助手席のスモークは標準で貼られています。
たまにクラクション鳴らされてムカッとするのですが、日本では運転席のスモークはその道の方々が乗ってらっしゃる場合が多いのでちょっとひるみます。
また、インチアップも普通ですから若者の車のドレスアップは日本と同じでした。
あぁ、そういえば韓国って、10年前に行ったソウルもそうでしたが釜山には本屋を見たことがないです。
これもネットの普及率の高さの影響でしょうか?
地下鉄乗ってても本を読んでいる人はあまり多く見かけませんでした。
で、本屋の少ない釜山ということは日本のようなアニメ文化がまだまだ根付いていません。
興味のあるところは、痛車を走らせるとどういう反応されるか見てみたいです。
個人的には韓国ってアニメ文化が根付く国であるのでなないかと思っています。



「少女時代」のユナの看板。
光復路通りは化粧品店が多くありました。化粧品メーカーは違っていましたがユナとソヒョンがそれぞれのイメージガール務めていました。
「少女時代」は一つのグループなのでライバル会社のイメージキャラクター務めるってどうなんだろうと思うのですが、個人の名前ではOKってことなんでしょうね?



しばらく歩くと絵描きさんが軒を連ねています。
上野の西郷さんの階段近くもそうですが、結構お客さんがついていました。


ただ、寒いので帽子とかマフラーでお客さんの顔、隠れています。

で、光復路通りのメインに到着。
ここは、写真スポットでした。
綺麗とかそういうのよく解らないです。クリスマスシーズンの電飾は日本のイルミネーションのほうがはるかに綺麗です。
だからと言ってつまらないとは全然思いません。
それはここに訪れる人がこういうイルミネーションを楽しんでいるからかなと思います。
やはり、楽しい、楽しくないとか綺麗、綺麗でないは観客の「わー」という場の雰囲気なんですね。
ただ、クリスマスって万国共通の飾りつけなんですが、個性が感じられません。と思いつつ気が付かなかったのですがこの電飾の下にはキリストの像が飾ってありました。
クリスマスに宗教色を出すというのは日本ではありえないのですが、韓国は儒教の国のほか、意外に教会が多いのです。
この季節、日本のあちこちの交差点で「キリスト信じない=地獄に落ちる」みたいなありがた迷惑なアナウンスは釜山にはありません。


で、このメイン広場を過ぎてチャガルチ方面にすすむとだんだん韓国らしい屋台の姿がチラホラと・・に従ってゴミが多く道はチラシとたばこの残骸だらけになります。


釜山の若者のマナーですが、あまり他人には興味はないようです。
正面の自分の連れの人だけ見るという、人が他人の顔見るということはあまりないような感じがしました。
ただ、若い人のたばこのポイ捨ては良く見ました。しかも靴で火を消さない人も。
道にはポイ捨てされたタバコが多いです。
しかし、不思議なことに食堂で煙草を吸う人はあまり気にならなかったです。
じゃあどこで吸っているのか、外で一人の時ですよね。
韓国は年上の人を敬う儒教精神があります。人前ではあまりタバコ吸わないのかもしれません。
日本では必ず聞かれる喫煙席、禁煙席は釜山では一度も経験ありません。
それと、女性が煙草を吸っている姿は一度も見たことがありません。
このあたり、何度も釜山に行けば自然とわかってくるのかもしれませんね。
僕は外国人でカメラを首からさげてウォッチング丸見えでしたからすぐに日本人とばれました。
ただ、写真を撮ってくれと二度ほど頼まれたのでそれなりにこの社会に溶け込んでたのかなと思います。


トイレ休憩でサンマルクのような喫茶店に入りました。23時頃でしたが満席です。
トイレは鍵がかからなかったようです。
コーヒーとビスケットのようなものを食べました。


で、光復路通りを抜けて帰宅の人が道路でタクシーの奪い合いです。
すでに屋台を片づけている人もいます。

ホテルに着いたのが24時近く、翌日は朝7時に出発ということでバタンキューでした。

釜山でiphone使える

釜山ではWiFi使えます。自動的に海外パケ放題に対応した釜山の通信網を拾いますが、SKTになりました。しかし、これが遅い・・。
アンテナは立ちますが、遅くて途中で諦めてしまい釜山ではほとんどネットに繋げていません。
釜山の人達を見ているとほぼ100%がスマホです。あちこちにスマホショップが立ち並んでいました。屋台でもスマホのカバーが沢山売られています。
スマホ普及率は日本より高いですね。

翌朝は6時に起きてシャワーを浴びていよいよ釜山名物シジミ汁(チェチョプクク)を食しに行きました。