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他人様のMTB その4 Devinci Frantik

Devinci FrantikというFRバイク

なんでもないフレームも見ようによってはハッと思って衝動買いに陥ってしまうフレームってあるものです。
Devinciとはちょっとメジャーなバイクメーカーです。
フレームを見るかぎりでは別に欲しいとは思わないバイクです。没個性というのか、なんでもない普通のFRバイクかなと思われます。

格好はいいと思います。造りもちゃちくないです。でも財布の紐を緩めるパンチ力に欠けます。
無難な性能で乗り手を選ばない懐の広いバイクと言ってもいいかと思いますが、別にこのフレームでなくてもいいではないかと思うのです。
数ある同種類のFRフレームの中の1つ。歴史を刻むわけでもなく、どことなくどれかに似ている、つまり、One of Them なバイクです。
フレーム見てそう思うのですから、バイクの完成車を見ても心が惹かれることもありません。
完成車の写真。このバイクフレームは定価で20万以上しますが、価格帯を見ると他のメーカーの選択肢色々考えられます。
これじゃないとダメ、これが欲しいとは思わないのです。

しかし、どうしたことか、この写真を見てください。

オーナーが乗りこなしたバイク。このバイクはしびれます。これが同じフレームなのかと思います。
これが没個性だとか One Of Them だとか好き勝手に言ったフレームなのか?
めちゃくちゃ高性能なすげー格好いいバイクに見えてしまいます。
CやBコースをブイブイ言わせながら走りまくる軽量DHキラーバイクに見えてしまうのです。
そのフレームがこれ
2006年か2007年製のDevinci Frantik3というモデルです。



人が乗るとこんな感じ。この恵まれた少年。この歳でこんなバイクに乗れるとはお父さんに感謝しなさいとメール出したくなります。
これはまるでSANTACRUZ Bullitですね。

で、冷静に見ていくとあぁ、やっぱり買わないと思うフレームであります。