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Pentax K-7とSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMで写真を撮る

桜の写真には興味が沸かず、光加減とその写り方に興味が沸きます。
写真がすでに写真に見えないような写り方をする時があります。
お台場のヴィーナスフォート隣にあるTOYOTAユニバーサルデザインで撮った写真ですが、絵画的な写真になっているのがありました。
デジタルカメラで撮っているのでデジタル処理的になるのは当たり前かと思いますが、これはレンズの特性ではなくてカメラの特性なんでしょうね。
同じような写真を数枚撮りましたが、全て絵のような写りになっています。
こういう写真をいかにも肉眼で見たような写真にするのは難しいですね。光の反射を増長させようとHDRかけましたが、さらに絵的な写真になります。
なんの加工もしていない元画像です。すでに絵のような写真になっています。

Pentax K-7 絞り優先 SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 1/60sec F4.0(16mm) ISO400 高感度NR:中 分割測光 WB:オート
それをPhotomatix ProでHDR加工。

これも元画像ですが、絵のような写真です。

Pentax K-7 プログラム SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 1/80sec F4.5(17mm) ISO400 高感度NR:中 分割測光 WB:オート
それをPhotomatix ProでHDR加工

これも元画像ですが、絵のような写真です。

Pentax K-7 絞り優先 SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 1/60sec F4.0(14mm) ISO400 高感度NR:中 分割測光 WB:オート
それをPhotomatix ProでHDR加工

で、元画像ですが、これは写真的な写りですが、ボディーの側面やタイヤの部分が潰れています。

Pentax K-7 深度(深)優先 SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 1/50sec F4.5(20mm) ISO400 高感度NR:中 分割測光 WB:オート
それをPhotomatix ProでHDR加工すると、ボディーに写った情報が再現されます。

で、元画像ですが、これは写真的な写りです。

Pentax K-7 プログラム SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM 1/80sec F4.5(16mm) ISO400 高感度NR:中 分割測光 WB:オート
それをPhotomatix ProでHDR加工すると隠れていた色の情報が強調されて再現されます。それとタイヤのトレッドパターンも再現されました。

もっと、HDR効果を強くして暗部や明部で潰れてしまった部分を表現することも可能ですが、そうすると超現実的な写真になってしまいます。
あまりにも写真の域を逸脱すると詳細な3Dアニメのような感じになりますが、HDR処理と言うのは隠れてしまった部位を再現してくれる結構有効な写真加工の手段だと思います。
ただ、背景をぼかした写真ですとどうなるのでしょうかね・・。