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ペットの保険 アニコム

動物の掛け捨て保険

アニコム入っています。
ワンコが病院に行くと、医療費がかかります。人間のように保険というものがないのでアニコムのような民間の掛け捨て保険に入るのです。
動物病院は医療費の基準があってないようなもの。なかにはおかしいだろその値段という病院もあります。
私のおばのワンコの末期は50万近くも医療費を請求されました。治療内容からみるとおかしくないかと思うわけです。
で、助からない。医者なら助かる助からないはわかります。助からないのならせめて飼い主のそばで逝かせてあげたいもの。
無駄な希望と治療はワンコにとっても飼い主にとっても苦痛以外なにものでもありません。飼い主は怒り心頭となるのも無理ありません。
今はインターネットのおかげで口コミというのがあって、評判のいいところに行けばいいのですが、こういう民間の保険会社が提携する動物病院は法外な医療費を取れない目安になるのではないかと思うのです。
もちろん、診断書と合わせて治療内容と値段が明記された領収書も発行してくれます。
受付に行って一言、アニコム(もしくは他の保険)使えます?と聞けばいいです。使えない病院は回れ右です。病院を選別すためのものですから、別にこちらが保険に入っていなくてもかまいません。
アニコムの保険サービスの内容ですが、まだまだ歴史が浅いので入れば得なのか損なのかトントンなのか判断が難しいところです。
しつけや健康相談等、web上のサービスもありますがイマイチ活発ではありません。動物保護への公的な取り組みもありませんのでやはり掛け捨て感覚で終わってしまいます。
でも、入っていれば例えば骨折した場合、5割負担で済みます。これが3割負担になればいいのになと思っていますが。
備えあれば憂いなし。保険とはそういうものです。
で、アニコムが2周年ということでストラップタイプの迷子札が送られてきました。迷子犬検索サービス機能つきです。
といってもこのカードをワンコの首輪に付けるにはちょっとというデザインではありますが。

迷い犬

30日のYahoo!ニュースに「迷い犬 殺処分5時間前に飼い主 高1のメールが救う」という見出しの記事がありました。
迷い犬は飼い主が現れないと殺処分されることを知って心を痛めた高1の学生さんが周囲と協力しあって飼い主を捜し当てたという記事です。
めでたしであります。と素直に喜べないですね。
その飼い主、探す努力はしたのか。迷い犬の飼い主は保健所もしくは動物愛護センターに問い合わせたのか、自分の住む街の、その両隣の街の動物愛護センターに写真を配ったのか。
そういう当たり前の努力をしていれば飼い主の力で探すことができたケースです。
赤の他人の高校一年生が迷い犬を可愛そうに思って努力して飼い主を見つけたのです。
しかし、とうの飼い主は自分の飼い犬を探すことが出来なかった。という情けない飼い主の話です。
迷い犬、幼く可愛いワンコでしたら第二の飼い主のもとで暮らせるかもしれません。ワンコにとっては迷子にさせるような飼い主よりずっと幸せでしょう。
しかし、成犬は間違いなく処分されます。この飼い主も寸でのところで飼い犬が殺処分されずに済んだのです。そのことを単にああ良かったと思っているならちょっと救えない飼い主です。
殺処分のほとんどは捨て犬や迷い犬や飼えないから処分してくれという処分依頼です。
飼育放棄せざるを得ない、あるいは自らすすんで放棄する飼い主は、どんな理由や事情があるにせよ自分の力でセカンドオーナーを探すか、それでもダメならせめて自分で自分の腕の中で処分し失われる命を思い知ればいいのです。
ましてや、飼い主の不意注意で迷い犬になったが故に処分されるだなんて、ワンコにとっては捨てられてしまうことと同じくらいこの上ない悲劇だと思います。