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Intense Slopestyle インテンス スロープスタイル FOX DHX 5.0の細かい調整

FOX DHX 5.0は調整箇所が沢山あります。

富士見パノラマの紅葉は限界に来ています。

ショップ推奨とその他のブログなどを参照してだいたいの値から初めて、可もなく不可もなくではありますが、可になる部分はある程度高めで、不可なる部分は少なめになりました。

    • DHX 5.0の5つの調整
      1. サグ:400lbで17mm〜19mmの間
      2. ボトムアウト:解放から1.5回転締め込む。これはYeti AS-Xでメーカーが推奨している値。
      3. ブースト圧:125psiから175psiの範囲で調整。最初は130〜150psiで始めようとのことです。
      4. プロペダル:解放から2〜5クリック締め込む。
      5. リバウンド:好み

ただ、このような調整が果たして初心者が体で感じることができるのか疑問であります。大抵がサグが出てればそれなりに走れますから。
で、もっと基本的な疑問ですが、ブースト圧を上げるとどうなるのか?ボトムアウトを締め込むとどうなるのか?っということでFOX HELPにはこう書かれてあります。
ボトムアウト:圧縮ストロークの最終段階に影響を及ぼす。3段階調整可能でインディケーターラインがリザーバータンクに表示されている。ボトムアウトを大きくするのは右回り、弱くするには左回りです。レジスタンスというくらいなので、沈み込みの抵抗を大きくするということなのでしょうね。このストロークの最終段階というのはストローク後半ということでしょうが、後半ってストロークの1/3ってことですかね?では、2.8インチの場合、0.93インチ後半の23.7mmで抵抗が大きくなるということでしょうか?これ、重要だと思いませんか?サグで19mm近くとっていますので、ちょっと動けばボトムアウトの影響受けるってことですよね。


で、ブースト圧:ブーストバルブによって、スクエアエッジの衝撃吸収から抵抗を感じさせないストロークエンド感までのプロペダルのシームレスな移行を可能にする位置検出ダンピングのスキームが作られます・・・。この日本語を理解できる人が何人いるでしょうか?
で、こうくくられています。
固い感じの走行には10〜15psiの空気圧の追加
柔らかい感じの走行には10〜15psiの減圧
上記説明は日本語不足です。調整マニュアルの言葉のニュアンスは固い感じの走行だと10〜15psiの空気圧の追加すると柔らかく感じます。と受け取れませんでしょうか?「には」ではなくて「のためには」と言ったほうが直訳的です。
固い感じの走行にするには10〜15psiの空気圧の追加
柔らかい感じの走行にするには10〜15psiの減圧
そうしないと最後のプロペダルおよびブーストバルブの相互作用に説明が繋がりません。
ブースト圧はプロペダルの調整なんですね。調整箇所が同じ部位にあると勘違いします。このボトムアウトとブーストバルブのいじくり箇所が同じ場所にあります。取説を読めとはこのことで、ボトムアウトとは底付きへの抵抗度合いの調整なんだとは大体分かります。ブースト圧がボトムアウトダイヤルの真ん中に付いているので、あたかもボトムアウトの強弱のレベル調整だと勘違いしそうです。これが思い込みなんですね。例えばブースト圧バルブがプロペダルのダイヤルの真ん中についていればブースト圧とプロペダルの関連性が視覚的に繋がるのですが。

プロペダルを弱くしてもコンプレッションが強い場合減圧して、プロペダルを最強にしてもコンプレッションが弱い場合加圧すればいいと言っています。その調整は125psi以上〜200psi未満で10〜15psiの調整範囲で行いましょうと。なんだか、アナログ感覚で設定方法が無限にあるように感じます。
解釈的には底付きするようでしたらボトムアウトを右にまわす。ペダリングロスなど関係ない場合プロペダルは弱めにして、それでもストローク感が固く感じる場合、125psiを下らない範囲で減圧しましょうという解釈です。
プロペダルは3クリック締込、ブースト圧は最低の125psiから25psi上げた150psiで、ボトムアウトは解放から1.5回転で走り始めまてみます。
それぞれCコースとBコースを1回ずつ走って、様子を見ましが果たしてわかるのかな・・。
で、サグは推奨通り設定しています。リアサスは42mm程動いております。ということはリアホイールは97mm程動いたことになりCコース、Bコースともボトムアウトしておりません。サグをちゃんと出したDHX 5.0をボトムアウトさせることは不可能だと感じました。
で、冒頭に申しました不可の部分は何かというと、ボトムアウトが効くまでのストロークが柔らかいのではないかと感じます。フレームのリンクが始め柔らか後で硬くなるようなリンクなのかも知れません。スーっと沈んでモコッと止まるような感じです。これって違った意味でのボトムアウトですよね。まだまだストロークしていたいのにボトムアウト設定でストロークを渋くしているのはどうしてだということです。165mmのリアトラベルのスロープスタイルが120mm程度しか動かないようにリアサスペンションを設定しているような感じです。
リアサスは2.8インチ動きますので71mm程動きます。しかし、現在BコースもCコースも同じ42mm程しかリアサスは動いていません。そういう走りであったかもしれませんがBコースもCコースも同じということが気になります。Cコースのほうが動いているような気がするのです。
今の状態ではボトムアウトが効き始めるのはストローク後半の30mmあたりからではないかと考えてしまいます。次回、ボトムアウトとブースト圧を調整してそのあたり確認してみましょう。
余談ですが、今となってわかるトレーサー VpのFOX FLOAT RP23はサグが出しすぎであったためボトムアウトしました。