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インテンス Intense Tracer Vp フロントサスペンションの調整

Intense Tracer Vpのフロントサスペンションは調整難航みたいだ


フロントサスペンションはManitou Nixon Elite 2008年モデルです。
この年のNixonは145mmと160mmがラインナップされています。機能はTPS+というコンプレッション機能。スプリングはエアで、左レッグ上にバルブがあります。あとはリバウンドが右レッグの下に。2009年度、このNIXONは消えてなくなりました。
何故、Manitouなのかですが、理由は簡単です。安いということ。フレームと他のコンポーネンツに多大な出費がありまして、安いということは大事なことでした。
Manitou製品での日本の代理店でのメンテナンスはFOXのように充実していないので日本でManitou製品を購入するメリットありません。必然的に海外通販で安売りをゲットします。メンテナンスは頑張って自分で行います。他は日本の末政実緒選手がManitouをIntenseにつけて頑張っていること、145mmというTracer Vpにピッタリのストロークで、ホイールが20mmアクスルOK。
20mmアクスルと150mm程度のストロークは絶対条件でした。


で、前回はリアサスペンションはサグの調整で好感触。フロントサスペンションもサグを出しでさらに好感触を得ようと9月5日富士見パノラマに来ました。で、やはり前日は雨でした。

天気予報は当たりまして天気は回復。汗ばむ陽気になりました。

Manitou NIXONの設定ですがリバウンドは開放(リバウンドはクリック感ありません。よって1/2だとか1/4回転だとか曖昧なんです。まあ、効果も曖昧である程度絞って劇的に変わるとか、そんな感覚です)TPC+は開放から1クリック締めこんで使用します。この状態が開放だと思っています。調整的に回らない場所から1クリック目が開放ではないかと思うのです。
TPC+はリバウンド用のチャンバーとコンプレッション用のチャンバーを2つ持っているということです。それでTwin Piston Chamberの頭文字を取っています。
また、TPC+のプラスですが、フォークのトラベル位置で自動的にダンピングを調整するバルブが追加されたそうです。いつの時代も自動的というのが曲者です。初期はスムーズに動き、後半で粘る理想的な動きを自動的に行ってくれるというのです。

で、現物はどうかというとこれがまた良く分からんのです。ManitouはDoradoでTPCでしたが、あまり効かずオイルの番号変えないとダメだという状態でした。TPCに+がついてどう変わったのか・・・?あまり興味はないんですけど、Tracer Vpのパフォーマンス向上には避けて通れません。
仕方ないので、このTPC+の特性を知ろうということで何回かチャレンジしてみます。
まず、エア圧は125psiでサグは12mm
で、走ってきました。富士見パノラマのCコースです。使用したストロークは100mm。えっ?てな感じです。せいぜい80mm程度かなと思っておりました。

で、エア圧を100psiまで落としました。サグは12mm。変わりません。
で、エア圧を90psiまで落としました。サグは15mm。Cコースで使用したストロークは121mm。

で、エア圧を85psiまで落としました。サグは15mmで変化なし。Cコースで使用したストロークは124mm。

エア圧を40psiも変化したのにサグはほとんど変わりません。なるべく同じラインで走っていますが、121mmも124mmもたいして変わりません。
サグの推奨は29mm〜32mmです。エア圧を40psiまで落としてようやく27mm程度のサグが取れます。それと、手で押した感じではありますが、やはりTPC・・・開放でも締めきりでも動きの変化わかりません。
で、後輪がパンクしましたので今回はこれで打ち上げです。次回はエア圧を10psiづつ落としてストロークをみつつ、さらに可能でしたらTPC+の調整をしていきます。
パンクはリアタイヤです。

天下のMavic CrossMax SXのビートのはまるミゾですが、深くないですか?ワイヤービートのタイヤですと外れないのですけど・・。

カラッとしたいい天気〜

で、気になるシマノデュアルコントロールレバー、下りにはやはり不向きです。何度もシフトチェンジしてしまいましたから。下りの好きな人、やめときましょう。