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ヴェイパラックス M1Bの詳細

VAPALUX M1Bの細かい所


なんといいますか、ペトロマックスに比べてなんと質素なことか。しかしこれでいいのです。壊れてはいけないものはシンプルが一番です。

現代のメンテナンスは交換部品点数は少なくし、ユニット的にカシャリとはめ込む、あるいは締め込んで終わり。の時代なんです。

真鍮製品はこれで3個目でありますから、どうだこうだはありません。振ってもカクカクしないし、チャランチャラン鳴らないし、一本筋が通っているように感じます。

強いて言えばバルブの形ですかね。熱くなるので真鍮製のつまみは無理でもやはり円盤状のほうが少ない力で回せるかと。

このバルブの稼働範囲は狭いのですが、いくら回してもノズルの穴に変化ありません。バルブ形式なのかな?針で開閉するペトロマックスと違うのですね。
あちこちネットを徘徊していると、ヴァポライザーは消耗品的な物であるようです。予備で一本買っておいたほうが良さそうです。

ペトロマックスで何だこれと思ったヴァポライザーはヴェイパラックスのを見ると一世紀進歩した感じがします。またヴァポライザーに突き刺すようにマントル付けるので影が出来ないという事です。これ、向きを気にせず置けるのでポイント高いですよね。

ヴァポライザーの根元はこんな感じ
ペトロマックスのようにナットで止めるタイプではありません。余りトルクかけて閉める場所でもないのですね。ここらあたりは何度位まで温度が上昇するのでしょうか。ちょっと計りたいです。


ヴェイパラックスのバーナーはペトロマックスのミキシングチューブと比較すると更に一世紀進んだ気がします。
これ、無調整ですよ。ペトロマックスのようにあーだこーだしなくていいのです。


アルコール燃料を入れる予熱カップ表側

裏側

予熱用の芯
消耗品です。でも目で見て消耗具合が分かるので悩む事ないですね。

無印ホヤ
ペトロマックスに比べてちょっと厚いかな?互換性のあるホヤ探しときましょう。

英国製ランタンは海を隔てて独自に進化を遂げたような感じですね。
これを調整あれを調整なんていう面倒なものも無さそうですから女子供でも点けられそうです。
加圧用ポンプ
作動感はスムーズです。固いとかそういうのありません。むしろ加圧してんのかなあと心配なくらいです。

燃料注入口、圧力開放バルブ
この圧力解放バルブは回しても抜け落ちません。割ピンで抜けないように工夫しています。

ルックスは現代的でスマート。タンクは無表情ですが、タンクの底に読めませんが弱々しく文字が刻印されています。武井バーナーはどちらかと言うとタンクに必要な部品を現物合わせでただ付けただけのような無骨な格好ですが、英国製ランタン、気品漂う洗練さがあります。と言ったら怒られますかね。

英国製は自転車のパーツでも優れたもの多いです。たった一つの製品イメージからその国の他の製品の出来を伺い知ってしまうのです。

初点灯は次回の富士見パノラマです。
付属品です。マントルとアルコール入れ

アルコール入れはこのように組立てます。多分、使いません。


別途購入した予備品はポンプバルブとマントル、ワッシャーセットです。

予備で買ったマントルは付属品のマントルとは明らかに違います。このマントルは日本製かな?

日本製のアルコール燃料
内容物確認のため購入しました。

初点灯が楽しみであります。