Olympus OM-D E-M1とOM-D E-M5の比較 あくまでも外観

Olympus OM-D E-M1とOM-D E-M5の比較

ボタンのレイアウト変更やダイヤルの形状変更など比較してみるとフルモデルチェンジです。
これでOM-Dはもっともカメラらしいデジカメになったのではないかと思います。
骨折しているので外に持ち出せないのが残念ですが、OM-D E-M1とE-M5を比較して普段使いのカメラはどっちだろうと自問自答してたんですが、しばらくは使い慣れたE-M5だろうと。
E-M5を予約してた時は発売前に既にpdfの取説がUPされていたので一生懸命読んでいたんですが、E-M1は未だに機能と操作系を覚えようとしません。
というか、電源すら入れていません。
写真撮ってて1番嫌なのは、あれっ？これどうすんだっけ？って悩むことです。
E-M1って脳みそが悩みそうなボタンの多さなんです。
しかも、一つのボタンに複数のコマンドがあるタイプ、階層メニューになっているのは頭の中を整理整頓するのに1年以上かかりますし、覚えたものも使わないとドンドン忘れてしまい、シャッター押す前に、あれ？どうすんだっけ？と悩みスマホで調べたりします。
やはり、使い慣れたものを使いたくなります。
しかも、撮った写真なんてノートパソコンで見るだけだし、1度見たものは2度と見ない感じだし、そう思うとスマホで撮った写真の方が何度も見るし見せるし、メールで決定的瞬間や！って題つけて送るし、可愛い女の子の写真撮るならフルサイズのセンサーで余すとこなく空気までも取り込みますが、そんな余裕も相手もいないし、どう頑張ってもカスな写真しか撮れないし、高級デジカメなんて100%自己満足の世界じゃないかと思います。
じゃあ、何故高級デジカメ買うのか？
高級デジカメ買う癖？
例えば、イベントに行きました。
コンパニオン撮ります。コンデジ、スマホではダメ。
髪の毛の質感までもリアルに再現して、スポットライトに反射するうぶ毛まで撮りますから。
鉄道マニア
ISO感度落として、絞りこんで詳細な列車の写真とります。ボルト一本見逃さない描写です。
風景写真
遠くの山の紅葉を美しく、近くの花を背景ボカして際立たせる。
青い空、白い雲、あるいは曇天の重い空、夕焼け、朝日をダイナミックに、スマホ、コンデジでは難しい。
スポーツ
ライトのイチローのキャッチを撮る。
絶対スマホ、コンデジは無理です。
昆虫、動物
トンボやハチの眼の写真
アフリカ象やライオンをスマホで撮ろうとしたら死にます。
遠くのカワセミの写真。
乗り物
航空機、戦闘機、爆撃機、フェラーリのエンジン、これをただタダ美しく撮る。
こういう理由があって高級デジカメ買うのです。
写真の何が楽しいのか？
レンズ磨くのが楽しい。
カメラのボディの埃を取るのが楽しい。
たまにレンズを並べて眺めるのが楽しい。
カメラを持って山や高原、街に繰り出すのが楽しい。
テント張って夕焼け、朝日、夜空の写真撮るのが楽しい。
オモチャ、小物、フィギュアの写真が楽しい。
家のパソコンで現像したカスの写真を見るのが楽しい。
楽しいことだらけです。










で、並べでみて思ったこと
やはり、OM-D E-M5のダイヤル類はチープだった。何処かの手作り品のようで、あるいはベンチャー企業の試作品、まさか、名の通ったオリンパス製には見えない。
反対にOM-D E-M1の方は大きくなっているのですが、さほど重量感を感じないし、本当にマグネシウム合金製なのかと思う。
でも右肩に液晶表示があるタイプのデジカメ。
一眼レフには必ず有りますが、それがミラーレスにはない。
右肩液晶が無い事は一般的にはコンデジと間違えられるのですが、右肩液晶がない事がデザイン的にフィルムカメラっぽく出来るのです。
E-M5は右肩液晶がないにも関わらず、モードダイヤルを左に取り付けたのが大きな間違いでした。
E-M1の1番は右肩にモードダイヤルを持って来て、左肩にフィルムの巻き上げレバーのような電源ボタンを配置したデザインなので、より往年のOMっぽくなりました。
まあ、OM-DのEVF をオプションにしたらOlympus Pen じゃないかと言われるのですが、それは当たってます。
そういうことで、今年の冬はE-M1で杖ついて夜景の写真撮りに行くのが楽しみです。