車が壊れているので、中古車屋さんを回って車の下取り査定をしてもらったら0円であった。ゼロ円である。
ホンダ モビリオスパイクは10年乗っている愛車であった。
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- 左電動スライドドアが閉まらない
- 右イージードアロックが壊れて微動だにしないハードドアロック状態になってしまった。
- リアバンパーにへこみあり塗装が浮いている
- ドア全てにへこみ有り
- ボンネットに塗装の剥げ有り
- フロントバンパーに塗装の浮きがある
- 右パワーウインドウに異音有り
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査定しているおじさんは結果をホンダ本社のコンピューターと問い合わせてくれた。
コンピューターが判断した結果は鉄くずの価値、すなわちゼロ円であると。
コンピューターは偉いな。僕もうすうすゼロ円ではないかと思っていたが、期待して諸経費ぶんくらいあるかなと思っていた。
電脳社会はプライスレスなんていう言葉はゼロ円ということになってしまうのだ。
ワンコと車中泊した思い出、毎週のごとく自転車を積んで富士見パノラマまで行った思い出、キャンプで楽しく過ごした思い出、みーんなやはりプライスなんてレスの世界なんだ。
ということで、壊れた車を乗り続けるのか、無理して車を買って日々の生活を切り刻んでいくのか、人生の価値について考えてみることにした。
人生の価値
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- 我慢について・・・必要な我慢は価値を高めてくれる。たとえばダイエット中に甘いものを食べない我慢、禁煙中にタバコを吸わない我慢、資格所得のために勉強にいそしむ我慢。エコのために冷房や暖房の温度を調整する我慢。将来の老後のために貯金して日々つつましく生活する我慢。つまり、価値のある我慢というのは目的がある我慢である。
- 楽しいことを天秤にかけてみる
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新しい車は楽しい、でもエンジョイするには生活に余裕が必要だ。
車に乗ることが楽しいのか、違う、車は楽しむために必要なツールのなかの一つである。
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- 投資価値を考えてみる
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今の車は多分、後4年くらいが限界だろう。その4年に修理代金込コミコミで60万から70万もつぎ込むのは価値のあることなのか?
これが悩むところであった。
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- 人生短いぞ
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そうではない。そう思って何度か失敗したことがある。
つまり、日々の生活ではそう意識しないのですが、こういう状況ではっきりとわかることは、僕は結構スレスレなところの生活水準なんだ。
ということで、ゴールデンウイークの休日の一日が終わってしまいました。