AutoMate 2.0 タイムラプスが出来る電動雲台
タイムラプスが出来る電動雲台
タイムラプスはこんな雲台使わなくてもタイマーレリーズで可能ですので、わざわざこんな電動雲台使ってもいいと思えるくらいの機能がないといけないです。
AutoMate 2.0 はタイムラプスに関しては簡単タイムラプスとパンニングタイムラプスの二種類あります。
で、簡単タイムラプスとはどういうものかと言うと、こんなものです。
Simple Time-Lapse
雲台を停止したままタイムラプス撮影を行います。
しかし、カスタムプログラミングで雲台を動かすタイムラプス撮影も可能です。
雲台を停止してのタイムラプスは植物の開花状態や、空を流れる雲、建築現場の日毎の進捗状況などに適しています。
とのことです。
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- Simple Time-lapse
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- Interval :Run every
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撮影間隔時間の設定で、秒、分、時、日と設定出来ます。
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- Set Starting Date and time
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- Start immediately
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直ちにタイムラプスを始めるコマンドですが、タップしてもタイムラプスは始まりません。
今回、悩んだのがこのコマンドです。
誰にでも優しいプログラムの実行というのがあって、個人で作り上げただけのプログラムはその人のセンスに左右されるのでセンスに着いて行けない人は最後まで悩みます。
大きな企業は一つの製品がモックアップされると、必ずよってたかって色々な人がいじくり回してあーだこーだとフィードバックかかるので大体つかめるのですが、このStart immediately はなかなかわかりませんでした。
わかってしまえばなんでもないのですが、現在時間のタイムスタンプのようなものです。
ただ、色々いじくったのですが動作させるにあたってこのコマンドを使う用途がわかりません。
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- Set a starting time
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いつタイムラプスを始めるのか?の設定を行う画面です。
直ちにタイムプラスを始めたい場合はset a starting timeの設定は不要です。
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- Set ending Date and time
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いつタイムラプスを終了させるのか?の設定を行う画面です。
タップすると、
Durationと、Specific ending time のコマンドが出てきます。
Durationはタイムラプスを動作させる期間の設定です。
Specific ending time は停止させる時間の設定です。
メイン画面にもどって、
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- Daily sleep period〜
スリープモードをここで決めます。
当然ですが、ロボットは電池駆動て動かさない条件です。
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- Chose a program
タイムラプスを開始する前に必ずここで「OK」をタップしないと「プログラムを選べ」というコメントが出てきます。
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- Exposuer program
- Number of exposures
- Exposuer program
撮影枚数の設定
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- Time in seconds between exposures
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撮影間隔時間の設定です。
ここの設定値をInterval :Run everyで設定した時間より長くするとここの時間で設定したインターバルタイマーで撮影されます。
この機能は恐らくバルブ撮影したときにSDカードへの書き込み時間を考慮してのことかと思います。
つまりバルブ撮影を1分にしてInterval :Run everyで5秒と設定してもカメラ側が対応しません。デジカメの限界なんです。
Interval :Run everyで設定した時間より少しだけ短い時間に設定しておけばいいかなと思います。
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- Precede with wake up
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長時間インターバル時のカメラのスリープ解除するかしないかです。
カメラ側の対応次第です。数時間もカメラをONのままにしておくと電源OFFモードになるカメラは普通ですから。そういう場合いくらシャッター半押ししてもカメラは目覚めないです。
カメラがスリープモードを解除される時間にシャッター切るのでしたらこの機能は有効です。
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- Custom program
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ユーザープログラム可能です。
プログラミング方法は後述という事です。
メイン画面の下にあるコマンドは
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- load
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プログラムロード
開始、停止時間設定、撮影枚数などの設定を行ったもの
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- Exit
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終了 Simple time-Lapseから抜けます。
一度抜けるとこれまでの色々な設定値はあまりあてになりません。再度最初から設定しなおしたほうがいいです。
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- Save
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開始、終了時間設定、撮影枚数などの設定を行ったものに名前を付けて保存します。
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- Run
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タイムラプス開始
で、シンプルタイムラプスの動かし方
動かし方なんですが、ちょっと癖があります。
とにかく今始めたい時は二通りの動かし方があります。
終了時間を決めてタイムラプスを始める場合。
設定項目は
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- Interval:Run everyの設定
- Set ending date and timeの設定
- Choose a programをタップして
- Exposure programをタップしてそれぞれの項目を設定しOKをタップする(画面はExposure programになっていますが、Exposure programは必ずタップする)タップしなくても動くんですが、動かないときもあります。
- RunをタップするとStart表示部が現在の時刻に変更されタイムラプスが始まります。
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Set ending date and timeの設定の前にSet starting date and timeでStart immediatelyをタップしてもいいですし、タップしなくても動作します。
ただ、動作したという表現が良いかもしれません。うまく動かないときはStart immediatelyをタップすると必ず動きます。
タイムラプス撮影の動作時間を決めてタイムラプスを始める場合。
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- Set ending date and timeをタップするとDurationコマンドがあるので、そこで動作時間を設定する。
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後は同じです。
そうこうするとタイムラプス撮影を始めます。
不思議なことに一度タイムラプスの撮影を始めると自由に停止できません。Set ending date and timeやDurationで設定した時間にならないと止まりません。
また、AutoMate 2.0のソフトを終了させてもタイムラプスは継続します。しかし設定時間になると停止します。
終了時間などのデータをロボットに転送してあとは勝手にやれということだと思われます。
恐らく、PDAの節電のためと思われますね。
次に計画的なタイムラプスの設定です。
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- Set starting date and time
- Set a starting time
- Set starting date and time
で開始時間を設定します。
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- Srt ending date and timeの
- Specific ending time
- Srt ending date and timeの
で終了時間を設定します。
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- Choose a program
- Exposure programをタップして
- Choose a program
で撮影枚数などを設定して、Precede with wakeup pulse をチェックしておきます。
Runをタップすると計画されたタイムスケジュールでタイムラプスを開始します。
PDAは電源OFFにしても大丈夫ですが、ロボットの電源をOFFにすると設定内容か消えてしまうので、ロボットは外部電源で駆動しておかないとダメです。
そういう場合はとりあえず作ったタイムスケジュールはSave しておくことができるのですが、まあ、カメラ側の電源もありますので、余り使わないのではないかと思われます。
確実に動作するためのコツ
動作的なもののコツですが、順序通りにコマンドをタッチして設定してOKをタップしてRunをタップしていうという形をとったほうが確実に動きます。
開始時間の設定→終了時間の設定→Exposure programでの設定→RUN
特にChose a programをタップ、Exposure programをタップ、OKをタップしていれば大丈夫です。
それでも動かない場合通信を切って、ロボットの電源を切って、ソフトウエアリセットをかけて再起動させます。
一つの撮影が終わって次の撮影を始めるときはPDAはソフトウエアリセットをかけて、ロボットは一度電源をOFFにしてリセットかけてから始めたほうがいいです。
面倒臭ければ通常使う設定はプログラムとして別名保存をかけて、始めるときにロードしたほうがいいかもしれません。
で、僕が求めていたパンしながらタイムラプス撮影なんですが、これがまた厄介でした。