休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

PENTAX Optio WG-1


はじめて買った防水カメラ

Pentax Optio WG-1


カメラは綺麗に写ればいい・・というだけでは駄目です。
ボディーがマグネシウム合金だとか、多機能でありながら小ぶりなボディーで、ペンタ部が丸くなくて、まさにK-7シリーズになるのですが、昔の一眼のような角ばった形がいいです。
Pentaxユーザーなんですが、なぜPentaxかというと、Pentax LXに憧れていたからです。

Pentax LXのデザインが夜な夜な夢に出てきて「ほしーほしー」と思いつつアルバイトも出来ないし、分割払いも出来ない年齢だし、間違ってお年玉で買えたとしてもフィルムを買えるおこずかいもないので、いつかはいつかはと思っていましたが、2001年に生産終了。
僕にとっては一度も手に取ることもなくいまだに記憶に残っているカメラがPentax LXです。
Pentaxはこういう職人気質の質実剛健なカメラを作るメーカーなんだと思っていましたが、デジカメの台頭からプラ製のボディーが主流になりカメラは終わったと思っていたらLXコンセプトのK-7が発売されたのです。
一年、値崩れを待って購入。僕にとってこれ以上のカメラはありません。
今はK-5に進化していますが、嬉しいことにデザインは同じです。
さらにK-3と進化したときに(HD撮影のオートフォーカス化)買い替えようと思っています。
写真は思うように撮れたときの喜びもあるのですが、カメラの物としての魅力が加われば最高になります。
それがボディーが金属製で・・・ということになります。
防水カメラはあまり興味もなかったのですが、西湖でカヤックに乗ってみると水中の写真を撮りたく思いました。
一眼レフカメラ用の水中ケースみたいなものが売っているのですが、2万円近くして結構高いんです。
しかも5mとか30分しかダメとか、1シーズンで終わりそうな感じだとかしています。
それ以前にここまでしてK-7使おうと思いますか?

PENTAX K-7、K-5用水中ケース
Opteka UC-SLR Underwater Case/Housing for Pentax K-5


ちゃんとしたハウジングタイプのもは平気で10万円超えます。

Pentax K-7、K-5用水中ハウジング
Recsea(Seatool) SODH-PKx-S(PENTAX K-x/K-m専用防水ハウジング)

これはなんと20万以上します。

こういうのを買って水中写真を撮ろうなどと思う人は多分、K-7ではなくてEOS-1とかD3クラス持つ人です。
それだったら水中専用のデジカメもう一つ買ったほうがいいのですが、ハイアマチュアや僕のようなローアマチュアのくせにやたらスペックにうるさい人間の要求を満たす水中写真が撮れるデジカメがないのです。
一昔前はニコノスという水深50mまで潜れるカメラもあったのですが、今はこんなのないのが現状です。

一眼レフで水深50mというのは作れるのでしょうが、水中ではホールド出来ても地上では重くて首から下げれないとか、交換レンズが恐ろしく高価だとか、マイクロフォーサーズ規格が出来てレンズ交換式カメラも小型軽量化が進んでも、水中で使える交換レンズを考えるとやっぱり夢の話だと思います。
こういう理由で20万円もする水中ハウジングが商品化されているのです。
そこで、コンデジの登場となるのですが、コンデジも高級化が進んで下手な一眼レフより綺麗な写真が撮れたりするのですが、そういうハイクラスなコンデジで水中カメラがないのが残念だと思います。
これからのシーズン、ハイクラスな水中コンデジって需要あると思うのですが。

何故か入門クラスのコンデジで水中カメラが揃っているのですが、カメラで外せない外観というのがあって、レンズが真ん中あたりにあるというのが外せない外観です。
どうも、左上にレンズがあるタイプのコンデジって好きになれないのです。
先日、水中コンデジをまとめたのですが、レンズが真ん中にあるのってペンタックス WG-1しかありません。
第一候補だったパナソニックLUMIX FT3はレンズが左上なんです。
なんで端なんだろーと思います。こういうレンズのレイアウトってメリットあるのだろうか・・?
非常に残念なんですが、しょうがないので入門用クラスのコンデジのスペックで水中カメラを買いました。

G-1本体と接写シングとストラップ

この接写リングはちょうど被写体と1cmの距離に保つものです。
本体を顕微鏡モードにするとあたかも顕微鏡を覗いたような写真を撮ることができます。

接写リングを付けた状態

レンズはズーム使っても飛び出ません。また、よく壊れる自動で開くレンズカバーもついていません。
レンズの保護ガラスが付いているのですが、ガラスではなくて樹脂製です。でもちゃんとコーティングされています。
こういうのって壊れる要素の排除だとか、バッテリーの持ちにつながるのでいいのではないでしょうか・・写りの程を考えないとしても。

バックビュー

操作系は取扱い説明書は不要です。

トップビュー

電源ボタンとシャッターボタン
電源ボタンを押すと青いLEDが点灯します。

ボトムビュー

SDカードと電池が入ります。

ロックを上げてスライドさせると蓋があきます。
ゴムパッキンが貼ってあります。年に一度はこのゴムパッキンは交換しましょうと取扱説明書に書いてあります。
こんなのいちいち持っていくの面倒なのでユーザーで交換できるようにしてほしいです。

サイドビュー

USB端子とHDMI端子
ここのゴムパッキンも年一回交換となります。

カナビラ付きのショートストラップ

顕微鏡モード

こういう感じでカメラをセットします。

レンズの周りにある5個のLEDが点灯します。

で、顕微鏡モードで撮ったテーブルの写真と文字


やはりあたかも顕微鏡を覗いたような写真となります。あたかもですよ。
パッキン部分を見るとほんとに10m大丈夫なの?って感じですが、ガシガシ水中の写真を撮ってきますね!
GPS対応ではありません。