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日本ボクシング界のエース長谷川 穂積選手を破ったフェルナンド・モンティエルとはどういう選手なのか Hozumi Hasegawa VS. Fernando Monteiel

3階級制覇チャンピオン、モンティエルのWBOバンタム級暫定王者決定戦を観て長谷川選手との対戦を振り返ってみようと思うのです・・

この試合は長谷川選手も見ていたはずです。
2009年 WBO世界バンタム級暫定王座決定戦 フェルナンド・モンティエル 対 ディエゴ・オスカー・シルバの戦い。
この翌年、長谷川選手とモンティエル選手のWBCWBO世界バンタム級統一戦が実現しました。


確かに強いです。っていうか、こういう選手は普通、絶対に負けません。
特に左フック。攻撃も、ディフェンスも、カウンターも左フックの選手です。
フックとアッパー系の選手でジャブはほとんど打ちません。
体格的にはリーチもありませんし、的となる顔も大きいです。
頭もほとんど動きませんし、フットワークも華麗というものでもありません。でも、えげつなく俊敏で、当てるのが上手く、当てたパンチは痛そうです。
こういう選手に勝てるボクサーはアイク・クォーティのようなオーソドックススタイルのジャブの上手い選手ではないでしょうか、と思います。
これまで、モンティエル選手は誰に負けたか
マーク・ジョンソンに12R判定負け
ジョニー・ゴンザレスに12R判定負け
どちらもリーチが長いオーソドックスのジャブの上手い選手です。
どちらかというとジャブからボクシングを組み立てるボクサーではない長谷川穂積選手は、再戦してもフェルナンド・モンティエル選手に勝てるのか?
勝てます!
というのは・・・。
ジョニー・ゴンザレスはマーク・ジョンソンと対戦しており、KO勝ちしております。
でも、ジョニー・ゴンザレスは日本の西岡 利晃選手にKO負けしています。
しかし、西岡 利晃選手はウィラポン・ナコンルンワンプロモーションに4回も対戦して2引き分け、2判定負けしています。
そのウィラポン・ナコンルンワンプロモーションを長谷川 穂積選手はKOでマットに沈めました。
だから、勝てないわけはない。
ボクシングはこういう勝敗の相関関係で勝つ負けるは判断できない。
確かに。でも、もう一度長谷川 穂積選手とフェルナンド・モンティエール選手との対戦をよく見ていると、勝ってますよね。
あの一発がなければ。そしてダウンして次のラウンドまで時間を稼いでいれば。
たらればは通用しない。と言われるかもしれません。
しかし、長谷川選手で心配なのは減量とちょっと甘いディフェンスだけです。それとサウスポーである。
パンチ力、スピードはモンティエルより確実に上です。
ボクシングの一番トップにいる者と、一番トップにいる者が試合をする。まさにREALだと思います。と長谷川選手はコメントしていました。
早く再起戦を望みます。できれば後楽園で・・。