WBA、WBC、WBOクルーザー級統一戦 デビッド・ヘイ 対 エンゾ・マカリネリ David D. Haye VS. Enzo Maccarinelli

ヘビー級を面白くする選手　デビッド･ヘイ

またまたボクシングネタ。ボクシングネタは尽きません。
デビッド・ヘイ 1980年イギリス生まれ。191cm。
もともとはクルーザー級の絶対王者でしたがこのたびヘビー級に転向し現在はWBA世界ヘビー級王者になっています。
本当はビタリ・クリチコと対戦予定でしたが、ヘイが負傷しキャンセル。かわって怪物ニコライ・ワルーエフを倒してWBAチャンピオンに君臨しました。
今年、めでたくジョン・ルイスとの指名試合を消化して初防衛に成功。
しかし、ジョン・ルイス、下の階級から上がってきた有名どころと対戦してことごとく負けていますね。
今後、ビタリ・クリチコやウラジミール・クリチコと対戦せざるを得ない運命かも知れません。
たとえビタリを破ったとしても、弟のウラジミールを倒さなければ世界最強の称号を得ることが出来ません。
クリチコ兄弟は兄弟で仇を討ちにきますからね。
しかし、デビッド・ヘイ、体格、パンチ力ではクリチコ兄弟には劣るものの、なんとなく倒せそうな気がするのです。
とんがったキャラクターがあまり好きなボクサーではありませんが、ちょっと元気のないヘビー級を盛り上げる最高の才能を持った選手です。
この試合は2008年、クルーザー級でのWBO、WBC、WBAメジャー3団体の統一王者を決める試合。
ヘビー級に転向する前の置き土産的な試合でした。
若きヘビー級チャンピオン。ちょっと高齢化した現ヘビー級において注目度No.1です。