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アメリカ映画 96時間を見る

96時間という映画

原題はTAKEN 半ネタバレの感想
久しぶりにスカッとする映画です。
世界一強いお父さんがヒーローの映画です。
今までのアクション映画は肉体派スターやイケメンスターを使っていろんな武器を使いこなしながら、派手に物を破壊しつつ悪を倒すというのがアクション映画でした。
しかし、この映画の主人公はオヤジで、腕一本で豪快に暴れまわります。
娘のためなら街ひとつを破壊することも辞さないお父さんです。
主演はスピルバーグ監督のシンドラーのリストオスカー・シンドラー役を演じたリーアム・ニーソン
長身のがっちりした体格を持っていますが哀愁のある顔をしていて、ようはどんな役でもこなしてしまうマルチな役者さんです。
こういう俳優は息が長いです。
製作はリュック・ベッソン
2009年の映画です。


リュック・ベッソンはスピード感ある映画作りをしますがこの映画もそう。
1つ1つがテンポ良く進み悪を蹴散らしながら拉致されて人身売買された娘を間一髪のところで助け出します。
全てが筋書き通り。
お父さんが一番強くて偉いのだ。お父さんが負けるわけがない。
そういうことを幼稚園の頃、自分の父親を見て思いませんでしたでしょうか?
そのまんまです。
強いお父さんの復活です。


ストーリーは
最愛の娘を助けるために、彼の言う特別な能力で娘をさらった組織を、たった一人で追い詰め壊滅させて最後に娘を助けるという単純明快な映画です。
最愛の娘を取り戻すために遠慮無しに蹴破って銃をぶっぱなして行くのですが、悪役をばったばったと倒していくのが非常に爽快です。
離婚されて冴えない生活を送るお父さん。
子供はお母さんと一緒に新しいお父さんと過ごしています。
新しいお父さんは優しくてお金持ちで家庭的ですが 、何処か好きになれないキャラクターです。

娘の誕生日にプレゼントを渡すお父さん。しかし、新しいお父さんは娘に馬をプレゼントします。
娘の暮らす環境はもうお父さんの手の届かないところにあります。

娘のパリ旅行。
人身売買の組織に目を付けられ拉致されてしまいます。

もと特殊工作員のお父さんがここから本領を発揮します。

娘の足取りを追い

犯人の糸口をつかみ

組織の中に侵入し

危ない目にあいながらも

組織を潰してしまいます。


危機一髪の娘を


無事助けます。

家族に無傷な娘を返します・・・。このお父さんに残るのは感謝の気持ちと尊敬かもしれません。

でも、よりが戻るということはありません。そこらへんはシリアスで、現実的です。男として魅力的ですが、家庭を幸せに出来ない。

この娘、頭悪そうなんですが、見ているうちにリーアム・ニーソン扮するブライアンに感情移入してしまいます。
で、大活躍し、ハッピーエンドです。


最近 、こういう映画が多いいですね。ファミリー映画とアクション映画の合体。
映画 2012年もそうでした。
続編はないと思いますが、新しい種類のヒーローです。