休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

武井バーナーとスノーピーク 和鉄ダッチオーブンでパンを焼く

キャンプでの火は武井バーナーだと宣言して約1年

武井バーナーを使ったダッチオーブンでのパン作り、1年越しで成功となりました。
アルプスの少女ハイジやペーターが食べたパンであります。
ダッチオーブンでのパン作りは基本は焚き木になるのでしょう。
焚き木でのパン作りはダッチオーブンを窯とみたてて上下左右からまんべんなく焼くのが正しいのです。
しかし、武井バーナーでダッチオーブンを上下左右から焼くなんてこと絶対無理です。火力調整も難しい。
だから、パンらしい焼き方が出来ないでいました。
ちなみにこれは去年焼いたパン。味はパンですが見た目はパンではありません。
今回は成功するまで焼く覚悟であります。

まずは武井バーナーに灯油を補給して加圧します。

灯油はフィルターろ過させます。面倒でもね、多分こういう手間は3年後に現れてくるのではないかと思います。根拠はありませんが。
で、パン生地を作ります。
去年やっているので手馴れたものです。この分量がスノーピークの和鉄ダッチオーブン24でちょうどいい大きさのパンになります。

      • 強力粉:200g
      • 無塩バター:45g(去年は30gでしたが、1.5倍入れます)
      • 砂糖:30g
      • 牛乳:140cc
      • 塩:4g
      • ドライイースト:4〜5g


で、レーズンパンですからレーズンを入れます。

で、こねるのです。こねたら塩入れてまたこねて一時発酵約40分
うち粉した台の上に膨らんだパン生地のせて、手の平で揉んでガス抜きを行います。
次にパンの形を作って二次発酵させます。
発酵は寒いとしません。寒い時はお湯の上にパン生地を載せて発酵させましょう。
で、二次発酵終わったらダッチオーブンに入れてしまうのです。
このあたりは去年の9月9日のブログ見てください。
プレヒート中の武井バーナー ダッチオーブンを乗せる台は去年より若干高さを上げました。
武井バーナーの風防より10mm程度の高さにしてあります。

ダッチオーブンの中に網を入れてダッチオーブン自体を熱々にします。

で、ケーキ用の型にクッキングペーパーひいてパンを入れます。

で蓋をして約18分〜20分焼きます。

で、出来上がり。味はパンの味です。熱々のうちにバターをのせて食べると旨いのなんのって。
ただ、見てくれが良くないのです。パンはやはり黄金色(キツネ色)ですよね。

作り直しですよ。
今度はダッチオーブンの網を2重にします。下の白い網はセラミックで熱せられると遠赤外線出します。本当かどうか分かりませんが。

で、パンの形状を変えてまたダッチオーブンに入れます。

同じようにして焼き上げます。どうです。パンの色しました。
何をやったかというと、

      • ダッチオーブンの中の網を二重にしたので高さが高くなりました。
      • スノーピークダッチオーブンスキレットを逆にして蓋をすると高さ130mmまで上げられます。
      • スキレットの蓋は熱々にしておきます。必要でしたらガスバーナーで暖めます。
      • 武井バーナーは出来るかぎり弱火で。開方向にすると火力は弱くなります。しかし、弱火は空気圧と微妙に関係します。
      • それは音で分かるので音が変化したら武井バーナーに空気を入れつつ火力を調整します。
      • そしてパンの匂いがしだしたら約3分後に蓋を開けてパン生地をひっくり返すのです。クッキングペーパーはパン生地をひっくり返す時に役立ちます。
      • パンの匂いは直ぐに焦げ臭い匂いになりますが、それでもOKです。
      • そこから約4分弱火で焼きます。
      • 武井バーナーの火を落として余熱でしっくりと焼き上げるのです。

パンをひっくり返すというのは本当はダメです。ふくらみが足りなくなるのです。
次の機会にはスキレットに焼き石を載せてみようと思います。

少々の焦げは気にしてはいけません。カントリーキッチンのパン底はもっと焦げています。
で、この記念すべきパンは翌朝の朝食用です。本当は熱々のうちに食べたかったのですが、パンは1日置いてしおれていなければ完璧なのです。

で、翌朝、パンを切ってみても中はしおれていません。

武井バーナーとダッチオーブンでパンを焼く。とりあえず成功でありました。
次はアンパンとジャムパンですよ。特に熱々のジャムパン食べたいですよねー。