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安価なハイビジョンデジタルビデオカメラ パナソニック Panasonic HDC-TM30

ヘルメットに付けて自分のライディングを見ようと思って安いデジタルビデオカメラ買いました。パナソニック Panasonic HDC-TM30

その時は気が付きませんでしたが、ヘルメットに付けて判るのはコース状況であって自分のライディングではありませんよね。

家電量販店での初売り対象品ですので、異様に安かったです。ハイビジョンビデオカメラも入門機が登場しだして価格が低下してきました。
購入目的はあくまでもヘルメットに付けるでありますから小さい、軽量、振動に強いフラッシュメモリタイプがベストです。画質はハイビジョンですが、こういう入門機です。画質を求めてはいけません。画質命でしたら2クラス上のビデオカメラか、HDV機種にすべきです。
重さ:280g(実測、バッテリー込み)カタログ値は278gです。
大きさ:47.5mm×63mm×114.5mm

バッテリーについて


付属の7.2V/725mAhのバッテリー:撮影時間は50分程
別売り7.2V/1250mAhがあります・:撮影時間は85分程度
あと、2500mAhや5400mAhとかのバッテリーありますが、外付けになってしまいます。本体に取り付けて使用できるのは725mAhと1250mAhのみです。

付属の電源アダプター
ビデオ編集や室内でのビデオ撮影、本機を用いてのビデオ鑑賞の時に便利。

モリーについて

内部に32GBのフラッシュメモリー入っていますが、SDHCメモリーカード使用できます。ここがカードスロットの挿入口

SDHCカードはオークションで安価なものやめたほうがいいです。SDHCロゴが付いているものが使用可能ですが、SDHCなどいうロゴはいくらでもつけること出来ますから。メモリースティックDUOで痛い目に逢っています。

書き込み速度はクラス4以上のスピードが保障されているSDHCカードが推奨されています。当然ではありますが、内蔵されたフラッシュメモリーが一杯になるとSDカードに自動的に書き込んでいくリレー機能は装備されています。

レンズカバー

手動です。安価なのでいいと思います。レンズの横についているレバーを上げ下げすることでレンズカバーの開閉を行います。


たまにレンズカバーのON/OFFが電源ON/OFFと連動している機種もありますが、よくコンパクトデジカメでレンズカバー壊したりしますからね。また、UVフィルター取り付ける人はかえって自動でのレンズカバーの開閉機能などはないほうがいいです。

液晶パネル

回転式なので色々な角度に調整は出来ます。
ローアングル撮影

自分撮りモード

ヘルメットに取り付けた時のカメラアングル確認用に使えるかな?

操作上での欠点は液晶パネルを閉じた状態での電源ON/OFFと、録画開始・停止が出来ないことです。
電源のON/OFFボタンは液晶パネルを開かないと操作出来ませんが、録画開始/一時停止ボタンはパネルを閉じた状態でも操作可能です。
電源を入れた状態で液晶パネルを閉じると電源OFFとなってしまいます。録画を開始させてから液晶パネルを閉じると録画は継続しますが、ターゲットはファミリーユースですから液晶パネルを閉じて録画する人はいませんよね。
電源のON/OFFと録画開始はどんな状態でもボタン操作一発で操作出来るようにしてほしいです。
ただし、こうした場合、液晶パネルを閉じて電源がOFFになりませんし、録画開始は可能です。でも、カバーかなにか付けないと走っている最中に液晶が壊れそうです。

電源NO/OFFについて

電源スイッチは液晶パネルを開けると操作できます。長押しとかではなくて普通に押せば電源は入ります。電源の完全OFFは再度電源スイッチを押せば電源は完全にOFFになります。
電源を完全にOFFにしない限り液晶パネルの開閉で電源のON/OFFとなります。撮影の合間は液晶パネルでの電源操作、撮影が終われば電源スイッチを押すという感覚です。

設定メニュー

液晶パネルで行いますが、操作は簡単です。階層が浅いのが簡単な証拠です。入門機ですから簡単にできるのでしょうね。

クイックスタート機能

録画スタートはクイックスタートという機能があります。液晶モニターを開くと録画一時停止の状態になるというものです。液晶モニターを閉じた状態ですとクイックスタートの待機状態であるとか。
でもですね、クイックスタートONとOFFの違いが分かりません。クイックスタートOFFで液晶モニター開いても録画一時停止の状態になっています。違いはクイックスタートONの時は背面パネルの電源ランプがグリーンの点滅状態になっています。つまり暖気運転中というわけで録画開始時間がほんの少しだけ早くなるが、暖気運転であるがゆえ待機電力を消費するということのうえ、内臓メモリーではなくSDカードに録画するときの機能であるようです。それと再スタート時にズームが1倍に戻ってしまいますので、ズームを設定した場合はクイックスタートにはなりません。いらん機能といえばいらない機能であります。

あと、クイックパワーONという機能もあります。

これは体感できるほどの起動時間が短縮されます。しかし、クイックパワーONとOFFの設定の違いによるメリット・デメリットは起動時間が短くなる/起動した時にズームが1倍に戻ってしまう。ということであります。
使いかってを考えてもこのクイックスタート、クイックパワーオンは切りで使用したほうがよさそうです。
電源を完全にOFFにする場合、電源ONボタンを再度押すとことで電源は完全にOFFとなります。

録画開始

下部にありますスライドスイッチのモードを赤いカメラ側にします。右の端にあります赤いボタンを一回押すと録画開始、もう一回押すと録画一時停止になります。録画を終了するには電源をOFFにすればいいです。

録画中の一時停止操作時の録画時間について

録画停止ボタンというのがありません。ここにあるのは一時停止ボタンのみです。録画時間は一時停止ボタンを押すと録画時間はリセットされてしまいます。一時停止ボタンとはストップウォッチでいうラップタイムの感覚とは違うようです。ただ録画残時間はさすがにリセットされません。

プレレック機能について

録画ボタンを押す3秒前から録画を開始するという機能です。プレレックボタンを押すと確かに押した時点から録画は開始されます。そして録画ボタンを押すと録画経過時間開始とともに録画が継続されていきます。これは単に録画開始時間をカウントさせる開始のタイミングが録画ボタン操作によるというもので、ビデオ編集の時や録画開始ボタン押すタイミングの逃さないためのありがたい機能となるのでしょうね。
プレレックボタンを押すと3秒間録画→消去→3秒間録画を繰り返しなが録画開始ボタン操作を待っているという機能です。
本体の一番上にある押しボタがプレレックボタンになります。

ズーム機能について

光学16倍ズーム・デジタル40倍、160倍ズーム
ズームは液晶パネルで光学ズームに設定すると本体上のズームボタンで広角/望遠の切り替えが無段階でできます。液晶パネルの操作ボタンでもズーム操作可能ですが、細かいズーム設定以外液晶パネルでのズーム操作は不便です。

まず、液晶パネルの撮影設定で、ズーム倍率を光学16倍かデジタル40倍か、160倍かを選択します。これはいい調整方法だと思いました。

画像が荒くなるデジタルズームを嫌う場合、光学を選んでおけばズームボタンをいくら望遠側に操作してもデジタルズームにはなりません。表示は1倍ごとに表示されますが、細かいズームボタン操作で4段階とか8段階でのズーム調整が可能です。つまり1.2倍とかそうい倍率で止めることが出来ます。
液晶パネルでデジタル40倍や160倍に設定すると光学ズーム+デジタルズームが本体上部のズームボタンで自動的に切り替わります。ただ、ズームスライダーが短くなるのでズームボタンの調整による光学ズームの細かい調整が難しくなります。こういうのをレンジが大きくなるぶん分解能が小さくなるというのでしょうか?
また、160倍というズームは手持ちでの撮影はブレまくって光学手ぶれ機能がいくら優秀でも人間業では撮影できません。無風状態の三脚使用でも難しいのではないでしょうか。

光学式手ブレ補正について


デジタルビデオカメラはカメラ本体を動かして使うことがほとんどですので手ブレ補正はなくてはならない機能です。電子式の手ブレ補正とかありますが、光学式を選んでおけば間違いないです。特にパナソニックは手ブレ補正に関しては優秀です。画素数よりも手ブレ補正の能力を重んじたいです。
手ブレ補正には3段階ありまして、手ブレ補正無し(マニュアル撮影)、アクティブモードでの手ブレ補正(動きながらの撮影)、通常の手ブレ補正(三脚使用など)があります。三脚を使わない状況ではアクティブモードにしておけばいいと書いてあります。

追っかけフォーカス

これは便利ですよ。追っかけボタンにタッチすると

メッセージが表示されますので画面に映る被写体にタッチすればOKです。

ペットとか動き回る被写体を撮影したいときに液晶パネルのに写る追っかけ対象をタッチするとそれを追っかけながらフォーカスと露出が合っていくというものです。普通、被写体は画面の中央にあるものにフォーカスを合わせようとしますが、この機能があれば絶えず動く被写体が画面のどこにいようとフォーカスを合わせてくれるというものです。カメラでいうフォーカスロックみたいなものですが、それを動く被写体に適応させたものです。パナソニックのデジカメにはこの機能は当たり前のように付いています。しかし、万能ではありません。被写体と周りのコントラストの差が強いほどフォーカスロックしやすいです。

ビデオライト

液晶パネルで強制的にONにしたりOFFにしたり出来ます。また自動的にON/OFF可能でもあります。ライト点灯時は1.2mであるとのことです。白色LEDです。
入門機ですから暗い場所での撮影はあまり期待しておりません。ちなみに9ルクスが最低必要な照度であるそうです。

例えば、満月:0.2〜0.3ルクス
ろうそく:20cm離れたところで10〜13ルクスであるそうです。このビデオカメラですとろうそく1本の近距離での明るさの中での被写体を撮影可能であるとのことです。もちろん被写体は人間の顔を基準としたものであるはずです。

写真について

一番下にあります丸いボタンがシャッターです。ビデオ撮影中であろうが、ただ押せばいいいです。

ビデオカメラで写真を撮ろうなんて思いませんが、撮れます。210万画素数です。普段は1眼レフで写真を撮っていますのでコンデジ未満のビデオカメラでの写真は撮りません。


撮影機能は星の数程あります。特にパナソニックは機能の豊富さが売り物ですが、操作が複雑であれば使い切れない機能になります。時間があるときにちょっと触ってみてレポートしますね。