休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

長谷川穂積 対 アルバロ・ペレス WBC世界バンタム級タイトルマッチ 

誰もが認める日本ボクシング界全階級でのエース。今が一番強いとき。まだ29歳ですでにWBCバンタム級を9回防衛しています。
具志堅用高が13連続世界王座防衛記録を達成しましたが、この記録を抜くのは長谷川穂積選手ではないだろうかと思います。
さらに現在連続4回TKO勝利です。具志堅用高は6連続KO勝利(ノンタイトルを含めると7連続KO勝利)の記録も抜くのではないかと思います。
WBCでは連続防衛記録はウィラポンの14回についで長谷川選手の9回は2番目の長期政権になります。
日本では宿敵といわれたウィラポン・ナコンルアンプロモーションを2度破っています。
2度もマットに沈められた辰吉丈一郎ウィラポンにどうしても勝てなかった西岡利晃選手の仇を打ち、2度目のウィラポンとの対戦ではTKOで倒してくれました。
バンタム級絶対王者ウィラポンを2度も破っているのです。当方、長谷川選手が右フックでウィラポンをマットに沈めたときは飛び上がりました。
ちなみにバンタム級の歴代日本人チャンピオンはどういう選手がいたかというと
WBA六車卓也
WBCファイティング原田辰吉丈一郎薬師寺保栄長谷川穂積
というのも日本プロボクシング協会は何故かIBFWBOを認めてないのです。今や世界のメジャー団体でもトップクラスの選手がいるIBFです。
こういうことすると日本のボクシングは衰退をたどるのです。
で、今日は10度目の防衛戦です。対戦相手はエリック・モレルに逮捕暦があるとかで、同級9位のアルバロ・ペレスとかいう選手に交代です。
戦績は23戦18勝12KO 1敗1分け3無効試合。3つの無効試合の内容が気になります。
名チャンピオンはラフファイトの選手に意外にあっさりとパンチをもらって倒れることありますが、長谷川選手で心配なのは減量のみ。
この影響が少なければ長谷川選手の10回防衛は確実です。

1R開始

体格では長谷川選手が上。挑戦者いきなり左フック。右フック時、頭持っていく挑戦者。バッティング注意。でもパンチのスピードは遅い。長谷川選手のスピードの方が上。
これは勝ったラウンド。

2R

しかし、油断は禁物であります。挑戦者の右がチャンピオンの顔面にかすります。ちょっと長谷川選手のガードが甘いのではないか。
手数で挑戦者。ヒットの数も挑戦者か。長谷川選手はボディー攻撃始めます。挑戦者のラウンドか

3R

挑戦者体が軽くなったのか、動きがいい。長谷川選手のガードが心配。挑戦者はガードも固く手数も多いい。長谷川選手は要所要所で細かなパンチを当てているが、挑戦者の前進は止まらない。
左のストレートがヒット。チャンピオンのラウンドか

4R

挑戦者左のストレートが伸びる。接近戦での長谷川選手のカウンターが絶妙に巧い。左2発連続ショートで挑戦者ダウン。KO勝利!!!

しかし、接近戦での左2発の連続パンチでKO勝利。こんなKOパンチ見たことないです。
10回防衛達成!5回連続KO勝利!完成された世界に誇れる日本のチャンピオンです。