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ベルボン Ultrek UT-43Qはコンパクトな三脚・・・雲台はグレイト

ベルボン ウルトレック UT-43Q


カメラ持って外に出るとよく歩きます。普通は目的地があって最短距離とか坂道少ない、階段ないとかを本能的に選ぶのですが、この道歩いたことないので行ってみるかとか、この路地猫がいるかもしれないとか、何か出会いがあるかもしれないという運命的なものを信じてあり得ない道の選び方します。
時には下調査で終わったり、わざわざ引き返すこともあったりして、カメラという趣味はとことん一人で遊ぶ自己満足な趣味だと痛感します。
散歩が好きな人はカメラはいい趣味ですが、散歩なんて時間の無駄だと思っていたんですが、散歩と多摩川で自転車乗る違いはなんだと言われて、たいして変わらないよなと思いそれ以来、散歩は時間の無駄だということを考えないようにしました。
で、散歩が好きな人はカメラはいい趣味ですということですが、散歩でカメラの場合コンデジとか最近流行りのレンズ交換式コンデジで、散歩でレンズ三本なんていうのはあり得ないので、やはりカメラが趣味になってしまいます。
カメラで欠かせないのが三脚。見た通り三脚って自己主張強いのでカバンに入りにくいし、重いし、身体に当たると痛い時があるし、僕は三脚が好きだという人は置いといて、ワイヤー一脚なんて買ってしまうような人は三脚を見る度にどうにかならないのかと思います。

    • 三脚の理想
      • 重さは1.5kg以下
      • 縮長は30cm
      • EV伸ばした時の全高は1400mm以上
      • 自由雲台
      • 水準器付き
      • クイックシュー

です。
この域に到達するにはかなりの経験が必要で、三脚に関してはほぼ未経験者に近いので、ネットとヨドバシカメラを駆使して学習しました。
で、僕の希望する全てではありませんが、ある程度あてはまるのがこれです。

      • 全長:273mm(実測)
      • 重さ:1093g(実測)
      • 幅:85mm(実測)
      • 段数:6段
      • 足の太さ
      • 一段目:24mm
      • 六段目:9mm
      • 耐荷重:2kg
      • 最高地上高:1550mm(カタログ値)

重さが1093g、縮長273mmでEV伸ばすと1550mmというのはコンパクトさと実用さ求めると文句なくNO.1です。
僕は地上高は1400mm以上がボーダーラインですので、コンパクトさを求めると地上高が稼げないので重さとか縮長とかは目をつぶっていました。
ネットではこの三脚は何度もみていたのですが、唯一気がかりだったのが六段目の足が9mmという細さで大丈夫なのかということです。
ロックはウルトラロックというひねってロックをかけるというものです。全ての段数を一回のひねりでロックさせることが出来ます。
脚が完全な円形でなくて少しだ円っぽくなっています。その脚をひねると脚の径が違った部分が噛み合ってロックされるというアイデアです。
ロック解除は反対方向にひねるのですが、その時一段ずつロックが解除されることが手ごたえでわかります。なれると一発でロックも解除もできます。
でも、このロックの部分が樹脂製なので、この三脚はいつか使えなくなります。
三脚の突端でロックを解除しますので足の長さ調整は二段目で行います。この二段目だけが独立してロック・解除となるわけです。

ヨドバシカメラで再三触りました。心配していた6段目の足の細さですが、押すとしなりますし、押しながら左右に押すと揺れます。まるでタコ踊りです。かなり言い過ぎですので修正しますが、倒れることはありませんが脚がかなりの開度で開くので、上から押すとよくしなります。
でもオリンパスOM-Dクラスのカメラの重さでしなるなんてありません。
この大げさなロータリーハブというものを持ち上げて60度回転させると三脚用、収納用と脚の位置を変えられます。
ただ、三脚の脚を固定するボルトが隠れています。三脚の脚は適度なフリクションあるのですが、使い続けているうちにこのフリクションが甘くなって、そういう時はボルトの増締めやグリース塗ったりするのですが、それが出来ません。やはり5年、10年と使い続けていく三脚かというと違うような気がします。

で、ウルトレックに合わせて作られた雲台。これがイマイチです。
雲台ではなくてクイックシューです。カメラが揺れます。
OM-Dごときが揺れますので、こんなもん交換ですよ。いくらヨドバシカメラが寛大でもマイカメラを雲台に乗せるなんてことできませんのでOM-Dごときで揺れるなんて分かりませんでした。脚だけってのも売ってましたが、やはり割高でしたので雲台付きにしました。
雲台は奥が深いんです。あまりにも深すぎてよくわかりません。
しかし、荷重2kgで単品売りだと量販店で一万円近くしますので、グレイトな自由雲台です。


クイックシューは両面テープで貼り付けられたプレートを外すとネジが見えます。プラスの皿ネジです。ひょっとしたらポジドライブネジかもしれません。
クイックシューはこのネジ外すと交換できそうです。試しましたが、この皿ネジが高トルクで締めこまれているので緩みませんでした。


ここまで伸ばせます。平均的な日本人の身長(170cm)でしたらアイレベルです。
ただし、換算値300mm級の望遠レンズですとレリーズ必要です。
風やシャッター押すと画像が揺れます。

コンパクト三脚ではKING FOTOPRO C-4iっていう耐荷重3kgの持っていますが、比べるとFOTOPROのほうが断然安定しています。
ベルボン Ultrek UT-43Qは完全に旅行用と割り切って使用したほうがいいかと思います。
ただ、今のところこの三脚のスペックを上回る三脚はありません。
九月に韓国に遊びに行くのでその時に使ってみようかと思います。