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金環日食とスカイツリー

金環日食スカイツリー

こう見ると日の丸ではなくて黒丸ですね。
金環日食は絵で説明するのが簡単です。

数日前、金環日食があって、朝の7時半という微妙な時間がピークというので、サラリーマンは色々考えました。
多分、いつもより早く電車に乗って会社の窓からコーヒー飲みながら優雅に観測するとか、あるいはなるべくこの世紀な天文ショー、満員電車の中でなんかで過ごしたくないので、半休とるとか、休むとか、7時半が駅のホームに立っているようなダイヤ選びで出勤するとかいう人物が大勢いて、いずれにせよ通勤の混雑ぶりの時間帯が変わるのではないかということで、いつもより遅い電車に乗ったわけですが、混雑ぶりはいつもと同じでした。
なんだ、みんな見ないんだ、平気なんだと思った次第です。
宇宙的なものは必ず終末的な考えかたになってしまうので、あまり興味ないというか、別にいいですになります。
確かに宇宙の星とかは綺麗なんですが、あの星の光、僕が生まれるずっと前に光った明かりを今見ているんだよ。ということにロマンを感じません。
ひょっとしたら今、消滅しているかもしれないじゃないかと考えると、ロマンなんて感じられません。
人間の一生なんて、あの星の光の速さより一瞬なんだ、昨日ゲームをクリアしたことなんてなんと小さいことか、それより地球は大丈夫かと思ってしまいます。
ブラックホールはだんだん大きくなっていると言うし、そもそも宇宙はカタストロフィーだという人もいます。宇宙で起こる事は人間が長い間に築き上げてきた文明など一瞬で消し飛ばしてしまうものです。
そういうのに比べたら金環日食なんていうのはカワイイものですが、でも、こういう、人間の力ではどうする事もできないような宇宙の現象は、ただ、指くわえているだけです。
人智の及ばないことはなすがままなので、どんなに偉い人でも、超人ハルクでも、色々と変えてくれる時間もチリとなって消えていくのです。
人間がコントロールしているものって、身の回りの温度調節くらいで、それでも、冷やせばうしろから熱風出しています。
で、電車の中で、あたりが薄暗くなっているのを見て、金環日食だと思いました。
何事もなく終わったのですが、終わってしまうと平常に戻ります。
なんだみたいなもので、取り越し苦労なんですが、心配事などを嘘のように忘れることは脳科学的には人間を正常に維持するための大事な機能のようです。
女にフラれたことをいつ迄も悩んでいたら病気になるか、犯罪犯しそうです。
犯罪は忘れるための行為だという説がありますし。
で、金環日食ですが、ネットで見ると綺麗な輪っかができていましたね。
で、見た人に感想聞いてみたんですが、輪っかが出来てたよとか、金環日食のこと事前に調べて答えを知っていて、答え合わせのような感じの感想なんです。
ネット情報化社会の弊害です。
もし、金環日食などというものを言葉以外に誰も知らなければ、世の中お祭り騒ぎか、新興宗教とか、もっと違った反応であったはずです。
冷めたネット漬け人間にならないようにしましょう。
お前もな…ですが。
で、スカイツリーの展望台がオープンしましたが、当分入れないみたいです。
でも、ライトアップの瞬間、スカイツリーの建設関係者や技術者は感無量だったでしょうね。
少々のトラブルはあっても安全側の停止ですからドンマイですよ!

○×と煙は高いところが好きなんですよねー。僕も大好きです。
世の中、パイロットのほうが電車や車の運転手より高級な職業という価値観あるみたいだし、マンションも高い階のほうが値段高いし、上から目線気持よさそうだし、かと思えば最近では津波液状化に弱いという欠点はありますが、地下室のある家が人気でシェルターなんて地下以外に考えられないし、地下のレストランは高層階のレストランより今や高級レストランですし、どうも人間は自分が歩けないところに憧れていて、船の船長は憧れですし、ヨットやクルーザーはセレブな象徴です。
つまり、一階より二階であったり地下であったり海であったりします。
この時期、梅雨に入ります。湿度が高くてスカイツリーに上っても富士山はまず無理。ましてや自分の住む街なんてさらに無理です。
冬は冬でロマンスなのでカップル一杯だろうし、高い所に上る人はスカイツリーに行っているのでヒルズや他の展望台が空くかもしれないと思っていましたが、都庁の展望台って今も人一杯なんですが、日本人が普通になったらアジア系の旅行者で一杯になるんだと思いますからスカイツリーで落ち着いて写真撮るのは数年間は無理ですね。
第一僕の持っている広角系のレンズでは、写真撮るにはスカイツリーって高すぎないかとも思います。
それと、スカイツリーのオープン、金環日食と同じ日にすれば、一大イベントでいい写真も沢山撮れたのではないかと思います。ザンネン
下町的な世界一の電波塔ですので、死ぬまでに一度は上りましょう。