2013-08-18

登山に最適なカメラバック

手元に沢山ある使えないカメラバックを見ながらあれこれ考えました。
カメラバックは難しいんです。
街中で使うカメラバックでさえあーだコーダ言っているので、トレッキングや登山用のカメラバックなんてないだろうとほぼ諦めていました。
ザックを選んでた時も頭の大半がカメラとか三脚は何処に入れようかです。
クレッタルムーセンはザック周りに色々とぶら下げることが出来るので選択の余地が色々あって楽しいバックです。
背負った感じとカメラの事考えるとほぼ理想的なザックでした。

カメラはザックの中に入れる。

取り出しにくいので駄目だ。

ザックの何処かにくっ付ける。

後ろや横はザックを降ろさないといけないのでダメだ。

ザックの前にカメラストラップで吊るす。

歩行の邪魔になるのでだめだ。

ザックのウエストベルトにぶら下げる。

いいかもしれない。ただ、ここはボトルケージとかレンズぶら下げる場所なので駄目だ。

ザックのショルダーベルトに付ける。

いいかもしれない。しかし、そんなの見たことないがあるだろうか？
何時もの通りヨドバシカメラに行ってザックに取り付けることの出来るカメラバックを探していました。
最近のカメラバックはシステマチックというのか、専用のベルトにポーチやらポケットなどを取り付けていくものがあるのですが、あれって昭和生まれの僕には物凄く違和感あります。
黒いメッシュのベストにレイバンの黒いサングラスと指先の無い小さな穴のあいた革手袋くらい馴染めません。
モデルさんはだいたいが、白人の美男美女です。そのような人でさえ、ちょっと凄いね。と思うのでこれを日本人が身につけると・・・無理だと思います。
で、ヨドバシカメラに無いのでじゃあ、登山ショップで探そうかと思って好日山荘に行ったらありました。
ザックのショルダーストラップにぶら下げて使えるものです。
頭の中で描いていた欲しいと思ったものがあったのです。
しかも、描いていた物より格好良い。
こういうのが欲しいと思っていたジャストな物が世の中に存在していた。メーカーさんが作っていた。
間違っていると思いますが、僕のニーズは特殊じゃなかった、理解してくれる人がいたんだと感動すら覚えます。
値札なんて見ずに買いました。
カメラバックには裏切られ続けていたのでOlympus OM-Dのデビュー以上のスマッシュな感じでした。
カメラの取り出しやすい位置とはおへその部分、人間の中心、あるいはガンマンのように右の腰の周りです。

PaaGo Works Focus Camera Bag パーゴワークスフォーカスカメラバッグ

ショルダーベルト付ければ、ショルダーバックになります。造り込みがミニチュアな感じでよい。

特徴的なのは後ろのメッシュのポケット
ここにレインカバーとザックのショルダーストラップに吊るすベルトが入っています。

本体は防水素材。ジッパーも防水です。

レインカバー被せると完全防水です。

大きさはAPS-Pのデジカメ、標準的なズームレンズ付けて余裕で入ります。

で、これがザックのショルダーストラップに吊るすためのベルトです。

ショルダーストラップのバックルの上に通して

カメラバックにパチンとはめます。

ウエストベルトをカメラバックの後ろのメッシュのポケットをくぐらせると身体に密着します。

取付やすくて取外しやすくてブラブラせずにお腹の辺りに固定されます。
世の中には取り出しやすいカメラバックとうたったものが何個かありますが、カメラバックを手元に移動させてチャックを開けて取り出す時点で、普通なんです。
そんな程度で取り出しやすいなんて言ってもらいたくないと合計八個もカメラバックを持っている僕は言いたいです。
街中では、首からぶら下げるのが1番です。
なんか、カメラバックは試行錯誤の連続で、これといったジャストなカメラバックには未だ出会ってないのですが、僕的にはこれ、ヒットでした。