SONY WALKMAN が壊れたのでiPod Classicを買った
SONY WALKMAN NW-A3000を使っていましたが、壊れました。
壊れるときは突然ですね。こういう小さい機器は。
異音がするとか、途中で勝手にリセットするとか、ステレオなのに片方から音が聞こえないとか壊れる前兆がなくていきなりきます。
NW-A3000はでかくて重くて日中は液晶が見づらいとか色々不満はありましたが、AAL対応でヘッドホンにこだわれば音は良かったのです。
で、SONYから高音質なデジタルオーディオプレイヤーが出ているのですが、いまさらながらiPod Classicを買ったのは容量が160Gのくせに値段が安かったからです。
それと、iPhoneで音の悪さは確認していますが、iPod Classicだと多少アンプとかいいのではないかと期待もありまして。
音質は良くないというiPodですが、アップル自体も音質のことをとやかく言っていませんし、どこにも高音質に関する記述がありません。
ただ、容量が多いとか操作性とかデザインだとかそんなこと書いてあります。
容量は160Gもあって、WAVE形式で取り込んでも3000曲は入ります。
最初から最後まで聴くのに何日かかるのかというと不眠不休で一週間以上かかります。
通勤時間帯に聴くとしても2か月以上です。
WAVE | 1411kbps |
Apple ロスレス | 900kbps |
AAC | 320kbps |
音質面はとやかく言うな、それに有り余る機能がiPodにはあるのだということですが、iPodのいいところは容量が多くて値段が安い他にDockコネクタからiPod内部のイヤホン用アンプを通さずにデジタル音声を取り出すことが出来ることです。
ということは別途ヘッドフォンアンプを買えば音質的には改善されるということです。音の向上はアンプを繋いでねっていうことです。
そうすることで気軽にイヤホンジャックから音楽を聴くこともできれば、別途アンプをつけてちょっとヒタルことも出来ます。
でしたら、容量が多い、デザインが良い、操作性が良いということは価値があります。
現状ではiPodに押されてか音がいいと評判のKenwoodはちょっと前に出していたHD〜などの高音質なDAPはもう出していません。
諦めて、ライバルであったはずのiPodやiPhone対応のオーディオシステムに力をいれているように思います。
こういうのはYAMAHAもVictorもONKYOもそうです。あのPanasonicでさえDAPには手を出していません。
音のグレードアップの周辺機器がほぼiPod中心となっているので、ますますiPod独占市場なりつつあります。
iPodは周辺機器を繋げて音質UPも可能という引き出しの多い容器のようなものです。
それを最初から狙っていたのでしたら、iPodはかなり凝ったシステム構築が可能なマニアックな製品になりうる可能性を持っているのかも知れません。
で、選択肢はSonyかAppleになりますが、物の豊かな日本でポータブルオーディオプレイヤーの選択肢が少ないというのは、時代はタブレットで音楽も映像もネットもということになっているのでこの分野はいずれタブレット端末に統合されていくのでしょうね。
SONY A-857 | Apple iPod classic |
32GB | 160GB |
¥ 31,320(AMAZON) | ¥ 21,763(AMAZON) |