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2011 四大陸フィギュアスケート選手権 安藤美姫選手と浅田真央選手が1・2フィニッシュ

フィギュアスケートの優勝圏内の得点が200点超えとなりました。
過去、キム・ヨナ選手がバンクーバーオリンピックで228点を超えるという目を疑う前代未聞な疑問が飛び交う高得点を獲得してかなり驚きましたが、200点超えはキム・ヨナ選手、浅田真央選手、安藤美姫選手、ジョアニー・ロシェット選手の4名のみです。
アジア人選手が3名。フィギュアスケートはアジア人選手、特に日本人選手を中心にしてもはや200点を超えないと優勝出来ないというハイレベルな戦いになりました。

安藤美姫選手

安藤美姫選手は全日本選手権で200点超えを達成し優勝、今回の四大陸フィギュアスケート選手権で再度200点超えとなって浅田真央選手を押さえて優勝しました。
全日本選手権は国内選手権ですが、今回の国際大会と合わせると200点超えは2回目となります。
今季は国内選手権を含めて4勝しています。

ノーミスでないと200点を超えることは出来ない。
解説者はショートプログラム安藤美姫選手を4回転ジャンパーと紹介していましたが、4回転サルコウを過去のものとして今の地位を築いた安藤美姫選手です。
4回転にこだわるがゆえに自らの演技を壊してしまった安藤美姫選手であったので、4回転ジャンパーと称するのはもういいのではないかと思います。
ジャンプだけがフィギュアスケートではありませんし、むしろジャンプよりはステップシークエンスが好きなのでこちらの安藤美姫選手の技術力の高さを評価してもいいのではないかと思います。
とはいいつつ世界選手権では3回転-3回転を入れるのかどうか、これに今季完璧なフリー演技で勝負すれば安藤美姫選手は悲願の世界女王になってしまうのだと思います。

安藤美姫選手のフリー演技

浅田真央選手

3回転アクセルの不調で悪夢のような今季。1勝も挙げずに最後の世界選手権を迎えるのみとなってしまいました。
バンクーバーオリンピックでSPで1度、フリーで 2度の3回転アクセルに成功したあの時はなんだったのかと思えるくらいの不調。
3回転ループや3回転フリップを成功させても、世界最高レベルなステップシークエンスで魅了させても、浅田真央選手から3回転アクセルを外すことは出来ないというところが安藤美姫選手との違いなのかと思います。
それとどうしてだろう・・ジャッジは浅田真央選手に厳しいのか・・・?
60点台を取りながらもショートプログラムでの悔しそうな顔が印象的でした。こういう表情はあまり見たことがありません。
しかし、フリーでは3回転アクセルを完璧に決めスパイラルシークエンス時の笑顔はバンクーバーでの演技を彷彿させました。
四大陸選手権は結果2位でしたが、終わり方が良かったので、本人曰く、世界選手権優勝に繋がるいい試合。であったと思います。

浅田真央選手のフリー演技


今季神が宿ったごとく絶好調なフリー演技を持つ安藤美姫選手、ようやく復活した浅田真央選手、世界選手権のみ出場するキム・ヨナ選手のショートとフリー演技がどんなものなのか、世界フィギュアが大変楽しみですね。