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ホワイツ セミドレス Whit's Boots Semi Dress とりあえずシーズン終了

ワークブーツは年中履かなくてはいけません。

が、雨の季節は履きません。
革は濡らすとオイル分が抜けて硬くなります。オイルを補給すればいいのですが、オイルも与え過ぎるとよくありません。
また湿度が上がるとカビが生えてきます。
で、この季節。オイルを与えて梅雨が終わるまで保管しておきます。
今シーズンは今までになく履きました。
カメラにはまって以来、ワークブーツを履いて1日中歩きまくっていたからです。1日に3万歩以上も歩きます。
その結果、ほんの少しではありますがホワイツの土踏まずの盛り上がり感が心地よくなりました。
それと最大の進歩は普通の靴下でOKになりました。
それまで登山靴用の厚い靴下を革と人間の皮との間のシールドにさせていたのですが、4足1000円の靴下で十分耐えられるようにワークブーツが馴染んでくれたのです。
おかげで履く日数が増えました。
しかし、ワークブーツ履いて1日3万歩以上も歩くと足は熱を持って太ももの内側や、アキレス腱辺りが痛くなります。
階段もつらくなります。
多分、踵が高いのだと思います。
まあ、そういう違和感はまだまだありますが、この一踏み一踏みが理想のワークブーツへと育てて行くために必要なのだと思いながら、すでに2年程経ちました。
で、なんとなく形が出来てきました。これがオーナーの足なんだという形状です。
ワークブーツと共に歳を取り、このホワイツのセミドレスが理想のワークブーツになる未来より体力の衰えが先に進行しておりますので、いたちごっこではなくて、ワークブーツと自分の足は永遠に相容れないのではないかという心配も少しあります。
多分、そんなことしないかもしれませんが、理想のワークブーツとなったセミドレスを肴にして一人で一杯やるとか。
俺が死んだらこれとこれを一緒に埋めてくれと遺言に残す一品にこのワークブーツを加えることが出来ればいいではないかと思います。
確かに、靴と鞄と革ジャケットは思い出を刻むのです。
ああ、あの時は渋谷のあそこを歩いていて結構足が痛かったなーとか。その時の街の景色や天気なんかをやたら詳しく覚えています。
朝早い頃の坂道から眺めた街並みや、歩道橋を歩いてどっちの階段から下に降りようかと迷ったことや、食べたハンバーガーの玉葱が辛かったなどということまで記憶にあります。
子供の記憶と大人になってからの記憶は質が違いますが、記憶をいかにフルカラーで覚えているかが豊かな老後に繋がるのです。
そのためにはなるべく記憶の断片を呼び起こすアイテムを沢山持っていることです。
押入れの整理整頓をした時にそういうアイテムを見つけてはふと手が止まって長時間思い出にふけるということも可能になります。
今はまってしまっているカメラは最高のアイテムになります。ただ保存がパソコンの中というのがちょっと違うところです。
いざとなれば親父カメラがありますので、いずれフィルムにも挑戦してみましょう。


だから、何が言いたいのだでありまが、物は大事にしましょう。これが最大のテーマであります。磨いて、油塗って、修理して、レトロになってコレクションになればいいです。
ワークブーツもメンテナンスは簡単。
シーズン中締めこんだ靴紐を解きます。開放感がありますね。
そして、埃を靴ブラシで除去してホワイツのオイルをウエスに染み込ませて塗りこんで行きます。

不思議なものでオイルを欲しがっている部分はすぐにオイルが乾いていきます。
エスで余分なオイルを除去しつつウエスで磨いていきます。
紐を通して結んで終わりです。

靴の中には新聞紙を丸めて入れておきますが、入れっぱなしはいけません。新聞紙は水分を吸収しますので定期的に新聞紙の交換をします。

薄く残ったオイルがジョジョに染み込んで行って、9月のシーズンインには準備が出来ていますので簡単なオイル磨きでピカピカになるはずです。